ブルーバックス<br> 謎解き・海洋と大気の物理―地球規模でおきる「流れ」のしくみ

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ブルーバックス
謎解き・海洋と大気の物理―地球規模でおきる「流れ」のしくみ

  • 保坂 直紀【著】
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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062574143
  • NDC分類 452.12
  • Cコード C0240

出版社内容情報

高低差がない海に海流があるのはなぜ?エルニーニョはなぜ世界中に影響を与えるの?「コリオリの力」の正体に迫り海と空のなぞを解く海と大気に働く不思議な力!

すべての謎を解くかぎは「コリオリの力」にある!
高低差がない海に、海流があるのはどうしてだろう?
エルニーニョが近隣諸国だけでなく、遠い日本にも影響をおよぼすのはなぜだろう?
大海原や広大な空でおきる不思議な現象の数々を演出する「コリオリの力」の正体に迫りながら、
海洋物理学から気象学、気候学までわかりやすく解説する入門書。

<海洋と大気の「なぜ」?>
●平らな大海原に「海流」があるのは、なぜ?
●赤道直下で冷たい海水が湧き昇っているのは、なぜ?
●台風が、赤道上ではなく北緯15度付近で発生するのは、なぜ?
●黒潮とメキシコの湾流。大洋の西の端に強い海流ができるのは、なぜ?
●高気圧だと天気が良くて、低気圧だと悪いのは、なぜ?

序章 海洋と大気の世界へようこそ!
第1章 海流と気流は兄弟
第2章 海と大気の違い
第3章 海流と気流のシステム
第4章 エルニーニョを解く
第5章 自転する球体
第6章 深層循環のメカニズム
第7章 海が語る地球の気候
終章 社会と科学とのかかわり方


保坂 直紀[ホサカ ナオキ]
著・文・その他

内容説明

高低差がない海に、海流があるのはどうしてだろう?エルニーニョが近隣諸国だけでなく、遠い日本にも影響をおよぼすのはなぜだろう?大海原や広大な空でおきる不思議な現象の数々を演出する「コリオリの力」の正体に迫りながら、海洋物理学から気象学、気候学までわかりやすく解説する入門書。

目次

序章 海洋と大気の世界へようこそ!
第1章 海流と気流は兄弟
第2章 海と大気の違い
第3章 海流と気流のシステム
第4章 エルニーニョを解く
第5章 自転する球体
第6章 深層循環のメカニズム
第7章 海が語る地球の気候
終章 社会と科学とのかかわり方

著者等紹介

保坂直紀[ホサカナオキ]
1959年、東京都生まれ。都立日比谷高校から東京大学理学部地球物理学科卒。同大大学院理学系研究科博士課程中退。専攻は海洋物理学。読売新聞東京本社科学部記者。気象予報士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゲオルギオ・ハーン

27
海洋物理学や気候学というとても専門的な分野をとても分かりやすく解説し、台風やエルニーニョ現象を「コリオリ力」をキーワードに説明していく良書でした。著者は海洋学者志望したことのある元新聞記者ということで文章がとても上手く、コリオリ力やエクマン輸送などの用語を苦痛もなく読んでいくことができた。最近(2023年8月時点)の台風の動きに疑問を持っていたので本書を読みながらその軌道を解釈していくと腑に落ちたので実例を見ながら勉強できるということでタイミングも良かった。2023/08/20

kaizen@名古屋de朝活読書会

23
#感想歌 海大気海流気流コリオリ力自転気候分析予測2017/09/26

kk

15
図書館本。再読。先日、同じ著者の大気循環に関する本を読んだ際、コリオリの力やロスビー波のくだりでちょっとモヤモヤしてしまったので、以前読んだこの本で復習です。とてもわかりやすい説明でスッキリしました。しばらくしたら、また忘れてしまいそうですけど…。そこはそれ、海流の基本的な仕組みなどを懇切・丁寧に教えてくれるこの本、モヤモヤを感じたらまた何度でも読み返そうと思います。2024/01/01

kk

14
黒潮や湾流のような海流がなぜ流れ続けているのか、それらを含む海洋の状況が気象に如何なる影響を与えるのか、みたいなことを、一般向けにとても親切に説明してくれる一冊。前に読んだ気象の本ではなかなか飲み込めなかったコリオリの力、地衡流、あるいはエクマン輸送といった現象の捉え方がとてもクリアになりました。さすが元科学部記者です。自分ができの悪い生徒で、とても親切な先生に補習をしてもらってるかのような気分になりました。2021/01/23

ふみすむ

13
偶然見たNHK高校講座の地学で、地球上には、黒潮や親潮のような表層の海流の他に、深海を千年かけてゆっくりと流れていく深層海流なるものがあり、平面の世界地図からはわからない立体的な海流の循環が存在することに衝撃を受けて以来、長らくこの分野には触れてみたかった。本書は気象予報士による海洋物理学の本である。物理学といっても数式は省かれており、高校生を相手にしているような平易な文章で、比熱や潜熱のような基礎的な概念からエルニーニョやエクマン輸送のような専門的な事柄までを解説してくれる。2016/12/08

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