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内容説明
物質からできている脳に、なぜ意識が宿るのか。それなら、究極のコンピュータは意識をもつだろうか。それとも、脳とコンピュータはまったく別物か。脳とコンピュータを比較しながら、認知、知能、意識の根本に迫る、脳科学とコンピュータ科学のユニークな入門書。
目次
第1章 脳とコンピュータはどう違うのか?
第2章 コンピュータの動作の実際
第3章 脳の動作と機能:反応選択性
第4章 ニューラルネットワーク
第5章 ニューラルネットワークの数理
第6章 脳の中の生成のプロセス
第7章 コンピュータ内で情報はどのように表現されるか?
第8章 神経活動による情報のコーディング
第9章 脳のミステリーと未来のコンピュータ
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年生まれ。東京大学理学部、同法学部卒。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所で脳科学の研究に従事。感覚を特徴づける様々な質感(クオリア)を鍵に心と脳の関係の解明に取り組んでいる
田谷文彦[タヤフミヒコ]
1975年生まれ。慶応義塾大学大学院理工学研究科卒。現在、大阪大学大学院医学系研究科博士課程在学中
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。