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内容説明
宇宙、素粒子、4次元、タイムトラベルなどの楽しい「クイズ」に答えていくと、いつの間にか物理の基本、力学と波動の力がついてしまう。大学で初めて物理をやる人、大学の物理につまずき気味の人、物理を基本からやり直したい人にうってつけの本です。
目次
第1章 静止した系の物理=静力学(宇宙の始まり、物理の始まり;準備:キ・ソ・ジ ほか)
第2章 動いている系の物理=動力学(プトレマイオスは賢いか?慣性の法則;力が釣り合っていなければ?ニュートンの運動の第2法則へ ほか)
第3章 2次元と3次元の運動(簡単な2次元運動;円運動と宇宙旅行、そして原子の世界 ほか)
第4章 振動と波動の世界(振動する世界と単振動;バネ振動とバンジージャンプ ほか)
著者等紹介
飽本一裕[アキモトカズヒロ]
1954年山口県生まれ。広島大学理学部物性学科卒、カリフォルニア州立大学物理・天文学科修士課程を経て、メリーランド大学物理・天文学科博士課程修了。Ph.D.ロスアラモス国立研究所を経て、現在、帝京大学理工学部電気・電子システム工学科助教授。専門は広い意味でのプラズマ理工学、環境科学など。自身、高校までは学校の勉強が嫌いだったので、勉強嫌いの学生たちに学問の面白さを伝えることをライフテーマとしている。『地球と家計を守るエコ生活のススメ』(成星出版)『電磁気学』(共訳、オーム社)など著訳書多数
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
安藤スミス
0
よくわからない分野もそれなりにわかりやすく伝えてくれるのがブルーバックスのいいところ。裏を返せばそれが悪いところでもあるけど。2014/05/06
akkun
0
2001年ごろに読んだ。「微分積分を使えずまわりくどい高校物理では物足りない」という高校生にぜひ2004/01/01
naoto
0
すんごくくだけて、理解しやすく書いているとは実感する。ただ扱ってるのは大学の物理、文系高卒の自分は半分理解できたかどうか…。とにかく、三角関数と微分積分と指数対数がちゃんと理解できてないんだから。内容は面白いんだから、高校数学からやらねば!2011/02/05
たぬき
0
高校でここまで物理を理解してほしいなぁ。という内容かと2022/06/07
rebeccamycin
0
わかりやすい内容。少し時代を感じるが、高校の教科書をかみ砕いており、一般向けになっている。2019/03/12