ブルーバックス<br> 記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方

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ブルーバックス
記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方

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  • サイズ 新書判/ページ数 280p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062573153
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0247

内容説明

神経科学の目覚ましい進歩によって脳の記憶の実体がついに見えてきた。記憶力を高める「夢の薬」を研究する著者が、LTPやシナプス可塑性などの最新理論を解説しながら、科学的に記憶力を高めるための具体的な方法を紹介する。

目次

第1章 脳科学から見た記憶
第2章 記憶の司令塔「海馬」
第3章 脳とコンピューターはどちらが優秀なのか?
第4章 「可塑性」―脳が記憶できるわけ
第5章 脳のメモリー素子「LTP」
第6章 科学的に記憶力を鍛えよう
第7章 記憶力を増強する魔法の薬
第8章 脳科学の未来

著者等紹介

池谷裕二[イケガヤユウジ]
1970年静岡県藤枝市に生まれる。89年静岡県立藤枝東高等学校を卒業し、物理化学を専攻しようと東京大学理科I類に入学するが、「脳に対する薬の作用」へと興味の対象が移る。同大学薬学部および薬学系大学院ともに首席で進学。脳の研究を始める。95年日本学術振興会特別研究員に採用。98年、海馬の研究により薬学博士号を取得。東京大学薬学部の助手となり、現在は学生たちと共に「記憶」の研究に励んでいる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

121
彼是約20年前の本ですが、これは面白いです!記憶/脳科学の入門書(言い過ぎかもしれません・・・)としても十分楽しめると思います。一方で、最新の研究はどこまで進んでいるのか?今では当時の見解がひっくり返った見解はあるのかについて俄然知りたくなりました。2021/03/08

KAZOO

114
この方の本は、糸井重里さんとの共著の「海馬」を読んだことがあるのですが、この本でも海馬についてはかなり説明があります。記憶について海馬の役割の重要性が述べられています。記憶の階層システム(5階層)というものもあるということがよくわかりました。「科学的に記憶力を鍛えよう」という章が参考になりました。まあ年を取ると物覚えが悪くなると思っていましたが必ずしもそうではないということがわかりました。2023/11/12

ひろき@巨人の肩

107
記憶の獲得・固定に関して脳科学の観点から説明した良書。記憶はスクワイアの分類で短期記憶と4つの長期記憶に分類。短期記憶とエピソード記憶・意味記憶が顕在記憶、手続き記憶とプライミング記憶が潜在記憶となる。記憶は、五感より入力された情報が神経回路を伝達し、海馬に一旦保持され大脳皮質へ転送後、固定。個体生存を目的に環境適用を優先すべく、階層的でファジーな記憶機構が生き残った。記憶の再生機構の解明はこれから。脳含めた神経細胞は個体生命の根幹であり分裂せず。記憶力の低下は、加齢による学習環境の変化の影響が大きい。2020/10/18

mukimi

84
米原万里さんの選んだ打ちのめされるすごい本の一冊。20年前のブルーバックス、日進月歩の脳科学において情報は古びたのではと思いつつ開いた自分を恥じたい。記憶という私達が私達たる所以の脳の働きが精緻に説明される。科学を説明するには分かりやすさか正確さのどちらかを犠牲にせざるを得ないと述べられているがそのどちらも小気味好く保たれている。福岡伸一先生にしても専門知識を易しく噛み砕く力を持った科学者を心より尊敬する。脳科学の書籍は、わくわくすることが大切!脳をフルに使って人生を楽しむ!という結論にいたるので好きだ。2020/02/23

マエダ

80
池谷氏の作品はあまり読んでいなかったがこれを機にたてに読んでいこうとおもう。物事の習得において、もっとも大切な心得を”努力の継続”としているあたり励みになる。2017/08/19

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