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内容説明
「砂糖がカルシウム欠乏を招く」「化学調味料で頭が悪くなる」「有精卵や天然酵母は体にいい」「クロレラは万病に効く」など、あたかも科学的に実証されたかのような思い込みに振り回されていませんか?何がホントで、何がウソなのか。本当に大切な食生活とはどのようなものなのか。健康に生きるための情報の捉え方、食生活のおさえどころを紹介します。
目次
序章 食べるということ
第1章 けなされる食品
第2章 ほめられる食品
第3章 いわゆる“健康食品”
第4章 “効く”のでしょうか
第5章 不安情報を調べてみると
第6章 食生活のおさえどころ―健康維持と食事の関係
終章 食べものを食べものとして
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
CCC
10
まとめると、食についてはまず相互作用やバランスを考えるべきで、そこを無視して食品単体で良い・悪いを喧伝している話はすべて眉唾と思ったほうがいい、という感じか。幅広い食材を取り上げているがやや時代が古く、クロレラのような時代を感じる題材もあった。でもアロエやプロテインみたいな今でも取り上げられるものにもメスが入っているところもあったりと、けっして内容は風化していない。残念と思うべきかもしれないが……。2024/04/03
TYURA BOY@CULTURE
1
フードファディズムという言葉を広めた方らしい。この方の意見もまた、一定のバイアスがかかっているのがわかる。出版が1998年の本なので、情報の古さも目立つ。2014/03/07
ykoji
1
評価の難しい本。「そうそう」とうなずける記述と「それは違うだろ」という記述が混在している。食べ物を単なる薬効のある薬として摂取する事で風味や食べる楽しみなどを軽視してしまうという批判はまったくもってその通り。しかし、高温殺菌牛乳に関する記述は全くの的外れ。『「食べもの神話」の落とし穴』の方がよい。2011/06/11
Y.T
0
☆☆☆★2016/07/20
phmchb
0
『水素プラズマエネルギー革命』の次に読み終わりました。