内容説明
さまざまな障害を乗り越え宅急便を作り成功させた小倉昌男が、現役時代に発信しつづけた成功へのメッセージ。「やってみてはじめてわかることがある!やってみなければ、わからないということにも気づけない!」は、すべてに通じる基本的なこと。それをはじめとする、利益ではなく人間の視点に立った言葉の数々は、時代を超え職種を超え、普遍の説得力を持つ!仕事の流儀は人生の流儀に通じる、ということを、身をもって示した伝説の経営者が残した、すべての働く人々へ贈るエール。
目次
第1章 必ずできる!百パーセントのサービス―利益は後からついてくる(サービスとは相手の側に徹すること;サービス向上のチャンスはお客さまがくれる ほか)
第2章 変化を続けて会社の若さを維持―未開分野への挑戦(アイデアと全社員一丸の努力が成功をもたらした;現場の自主性が組織の老化を食い止める ほか)
第3章 会社は人なり―組織の中の個人とは(社会人一年生に贈るメッセージ;女性よ、がんばれ! ほか)
第4章 会社の健康診断―大企業病の早期発見と治療(病気のきざしはすぐそばにある;管理職こそ要注意!社長も例外ではない ほか)
著者等紹介
小倉昌男[オグラマサオ]
1924年、東京都に生まれる。1947年、東京大学経済学部卒業。1948年、大和運輸(現ヤマト運輸)に入社。1971年、創業者である父の跡を継ぎ社長に就任。1976年、商業貨物から撤退し宅急便事業を興す。1987年、会長に就任。1991年、取締役相談役に就くが会社に危機感を覚え、1993年、会長に復帰。同年ヤマト福祉財団を設立。1995年、再び会長を退き、ヤマト福祉財団の理事長に専念、無報酬で障害者の自立支援に当たった。2005年6月30日、腎不全のため米国ロサンゼルスにて死去、享年80歳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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