内容説明
西欧文明の発祥の地としてのイタリア、ギリシア。政治、哲学、文学、美術が今に至るまで影響を与えているギリシア文明の遺産。実践的な技術と現世を楽しむ文化をもって古代世界に君臨したローマ帝国と長い中世の後に古典古代の研究のもと輝かしい人間讃歌の芸術を生んだルネサンスの地、イタリア。舌を巻く人間の叡智の跡を巡る。
目次
第1章 イタリア中部(フィレンツェ歴史地区;ピサの大聖堂広場 ほか)
第2章 イタリア北部(ヴェネツィアとその潟;ヴィチェンツァ市街とヴェネト地方のパッラーディオ様式の邸宅 ほか)
第3章 イタリア南部(ポンペイ、エルコラーノ及びトッレ=アヌンツィアータの遺跡;ナポリ歴史地区 ほか)
第4章 ギリシア(アテネのアクロポリス;デルフィの遺跡 ほか)
著者等紹介
水村光男[ミズムラミツオ]
1940年、東京都に生まれる。東京教育大学文学部史学科を卒業し、同大学院博士課程修了(東洋史学専攻)。東京都立日比谷高等学校教諭を経て攻玉社高校教諭・関東学院大学講師(非常勤)
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