講談社+α文庫
ソニーの「出井」革命

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  • サイズ 文庫判/ページ数 285p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784062567015
  • NDC分類 549.09
  • Cコード C0195

内容説明

2兆円近い有利子負債、第2の“VHS対ベータ”を彷彿させる松下とのDVD規格争い、鳴り物入りで買収した映画会社は鳴かず飛ばず、社内を蝕む大企業病で「SONY」ブランドは地に落ちていた…。最悪の経営状況のなか、社長に就任した出井伸之は、いかにして企業革命を進めたか。社内の意識改革から経営戦略、組織変革に至るまで、あらゆる分野で「変化」の波を起こし、瀕死のソニーを甦らせた「出井」革命の原点に迫る。

目次

第1章 出井政権誕生の背景(DVDをめぐるふたつの規格;ソニーの苦い教訓 ほか)
第2章 「ソニー神話」の崩壊(ふたりの創業者;トランジスタと海外進出 ほか)
第3章 出井改革がめざすもの(ふたつのキーワード;“負の遺産”を整理する ほか)
第4章 二十一世紀のソニー(五十周年モデルのヒット;SPE再建 ほか)
第5章 「新しいソニー」への第一歩(執行役員制;グローバルスタンダードの流れ ほか)

著者等紹介

立石泰則[タテイシヤスノリ]
1950年、福岡県に生まれる。中央大学大学院法学研究科修士課程修了後、経済誌編集者、週刊誌記者等を経て、独立。ノンフィクション作家。第15回講談社ノンフィクション賞受賞の『覇者の誤算―日米コンピュータ戦争の40年』など
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感想・レビュー

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遥かなる想い

1
今や過去の本だが・・ ソニーという会社の魅力を 語った本は 数多くあるが、 「出井」という 現在を 生きる 社長にスポットを 当てながら、 再生しつつある ソニーという会社を 描き切った本書は 時間が あれば ぜひ 読んでみて 欲しい 一冊である。 技術的な 用語を 羅列することなく、   ソニーの現存する課題と 変わろうとする その 取り組みを 「出井」という人物に スポットを 当てながら、描写している内容は   わかりやすく 素直に 心に入ってくる。

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