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講談社+α文庫
ワイルドサイドを歩け

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  • サイズ 文庫判/ページ数 277p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784062566612
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

内容説明

「死ぬような恋をしたい。何もかも捨てて、世界を放浪したい。神の息吹を感じながら、心の旅をしたい。生きている喜びと、虚しさと、絶望と、情熱を、胸一杯感じたい。天国も地獄も、エクスタシーも心の闇も、すべて経験したい」。J‐WAVEのナビゲーターとしても人気の著者が、旅、ギャンブル、文学、精神世界、ヒッピー文化などを通じて人生を語る。いままさに新しい可能性にかけようとする、すべての人の「心のガイド」。

目次

人生のリスト
ポーカー塾
三十四の仕事
ロックンロール
サボリ道
ロウ・ポイント
過去からのメッセージ
本を食う
ドロップアウト
冒険者たち
心のガイド〔ほか〕

著者等紹介

ハリス,ロバート[ハリス,ロバート][Harris,Robert]
1948年、神奈川県横浜市に生まれる。高校時代から国内、海外をヒッチハイクで旅する。1968年、シベリア鉄道に乗ってモスクワへ渡り、ヨーロッパからインドまで半年間の旅に出る。上智大学を卒業後、1971年に日本を後にし、東南アジアを放浪。バリ島に1年滞在し、オーストラリアへ渡り、1988年までのべ16年間滞在。シドニーで書店&画廊「エグザイルス」を経営する。香港で映画製作に携わった後に帰国。1992年からFMジャパン(J‐WAVE)のナビゲーターを務める
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

踊る猫

23
どうやってこの人生をサヴァイヴしていくか。ロバート・ハリスのエッセイを読むと、自分が考えている以上に人生は自由自在に切り拓けるものであり、逆に言えばその自由/無秩序に耐えて生きていけるだけのタフネスがこちら側に必要であることを思い知らされる。短めのエッセイが詰まったこの本を読んでいても、安吾にも似たポジティヴなヴァイブが伝わって来て非常に愉快な気持ちになれた。私はでも、ハリスほど欲がない。取り敢えずその日その日が楽しければ良い、と思ってしまうのだ。女性やドラッグ、ギャンブルのスリルを貪欲に求める彼に憧れる2019/06/12

Roti

7
旅をすること、旅をし続けること、それが人生。エッセイとしてはマンネリ化して興醒め。旅エッセイに限定すれば、楽しめるし好きである。そして旅人として読む本の書評、紹介にかけては秀逸で、そこからの引用もいい。それがロバート・ハリス。「もしかしたら僕は。自分を探すために旅をするのではなく、自分をなくすために、自分でない誰かになるために旅をしているのかもしれない。」そしてこの本で一番よかったのは、巻末の山田詠美との対談であった。2014/11/24

みぃ

4
再読。日本人は神様に支配されていない。この言葉にハッとした。いますぐ日本を飛び出して、自分と話し合いたくなる一冊!バリ島に行きたくなります、3泊くらいで2011/10/15

ぽん

3
再読。 確か20才くらい読んでこんな生き方もあるのだと興奮したのを覚えている。 そしてこの本を読み終わったわたしは影響されてシドニーへ旅出しました。あの時の経験は忘れられない良い思い出。2020/08/03

Takako Kanahashi

2
旅の仲間から借りた本。彼は旅に出る前に弟から面白い本と言ってもらって愛読書になっていたのを貰う。それを読んでしまったので、また次に回す。こうやって、本は世界を回っていく。旅で読むには良い随筆集。2014/06/02

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