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キッズファイヤー・ドットコム

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  • サイズ B6判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062206747
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

ITで日本の子育てを救えるのか!?突然、父親になってしまったカリスマホストが日本の育児の変革に挑む、新時代のイクメン小説!「こんな未来ありえない!」とは、どうしても言えないのです。――西加奈子氏

超ポジティブな男が日本を革命する!

少数精鋭、短期決戦をモットーとするホストクラブの店長、白鳥神威。いつも通り歌舞伎町から帰った彼を家の前で待ち受けていたのは、見知らぬ赤ちゃんだった!

母親の心当たりは無いが、育てることを決意した神威は、IT社長・三國孔明と一緒に、クラウドファンディングで赤ちゃんを育てることを思いつく。日本を革命するソーシャル子育てサイト、名付けて〈KIDS-FIRE.COM〉だ。

試練を前にして逃げることは、カリスマホストの本能が許さない。彼らはITで日本の子育てを変えることができるのか!? 男たちが育児の変革に挑む、新時代のイクメン小説!

「キッズファイヤー・ドットコム」
「キャッチャー・イン・ザ・トゥルース」


海猫沢 めろん[ウミネコザワ メロン]
著・文・その他

内容説明

超ポジティブな男が日本を革命する!少数精鋭、短期決戦をモットーとするホストクラブの店長、白鳥神威。いつも通り歌舞伎町から帰った彼を待ち受けていたのは、見知らぬ赤ちゃんだった!育てることを決意した神威は、IT社長・三國孔明と一緒に、クラウドファンディングで赤ちゃんを育てることを思いつく。ITで日本の子育てを救えるのか!?

著者等紹介

海猫沢めろん[ウミネコザワメロン]
1975年、大阪府大阪市生まれ。兵庫県姫路市育ち。2004年『左巻キ式ラストリゾート』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

papako

62
おお!なんか感想難しい。最初の方は読んでいて楽しかった。カムイの自分突っ込みとか、行動とか。ただ、クラウドファンディングの辺りから、いろいろ考えさせられた。そっか資金を集めると見返りが必要なんだよな。ちょっとこわい見返りだった。そして後半、赤ちゃんが成長していた!そしてカムイは『チルドレンファースト』知事か。優先席が若者用って設定他で読んだな。うーん、全体として自己啓発本みたいでした。私としては、前半の雰囲気で全編読みたかったな。カムイ、まるでロボットヒーローみたいだ。千草さん、素敵だわ。2018/09/11

harass

46
贔屓の作家の小説。カリスマホストの主人公が突然子供を育てることに。店に子供も連れて行くのだが…… 子育て奮闘記かという予測から意外な方向に。アゲアゲ主人公のポジティブシンキングにめまいを感じる。これは同著者の「ニコニコ時給800円」などでおなじみの奇妙な人物たちで感心する。だだまあ正直物足りなさを感じてしまう。アイデアはいい。軽くて読みやすいのだが。2018/05/03

さおり

40
ホストがクラウドファンディングで赤ちゃんを育てる話。後半は、その赤ちゃんが6歳になった2021年。設定とか展開とかつっこみはじめりゃきりがないのかもしれないけど、そもそもホストがこの世に存在するとは思えないくらい遠い存在な私からしたら、全部まとめてファンタジーなので、とても楽しめました。神威がね、細かい描写があるわけじゃないんだけどもうどう考えてもイケメン。その人柄も好み。っていうか、イケメンな時点でもう好き。KJも、この育ちでよくぞと言いたくなるいい子。海猫沢めろんさん、いいじゃない。イケメンやし。2018/09/10

はじめさん

25
歌舞伎町ホストクラブ店長の自宅前に置かれたベビーカー。身に覚えはないが、放ってもおけない、が金も潤沢なわけではない。ホストを辞めIT長者になったかつての同僚に相談し「クラウド・ファンディング」で養育費を賄うことに。24時間webで見守り、命名権や進路決定権がリターン報酬。人権侵害だとネット炎上させて耳目を集める。発展途上国の不幸な子どもに寄付するなら、自国の子にも! プロジェクト発足の0歳を描き、その後の社会変容、僕の人生は出資者の所有物と達観した6歳児を取材する小学生動画配信者。唯一自由になるのは…。2017/08/27

霜月

23
愛について私たちは知っているようで何も知らないのかもしれない。自分を犠牲にすることが愛なのか?でも犠牲という言葉を使う時点でそれは愛ではなくなる気がする。愛と言ってしまえばなんでも許されるというのは思い込みだと知らなければいけない。愛なんかよりもっと自由だと言い切った神威の言葉こそが真実だと感じた。私はもうKJや真少年のように子供ではないけれど正しいことばかりできるわけじゃない。でも多くの間違いに出会っても希望を見つけることができると思うとときめくし、もっともっと彼らを見守っていたいと思った。2017/12/04

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