出版社内容情報
大切な人にも見知らぬ他人にも、死はいつも不意打ちで訪れる。死者とともに生きる日常と、何でもない人生のかけがえなさを描く感動作「誰にも言わないままの言葉をいつか私はしたためよう。亡くなった人に、友達だと思っている人に。ネットに載せて読めるようなのではなくて、そう、空母の中の郵便局にたまる手紙のように」――。
マンモス大学の診療室に勤める春菜、ゲームオタクのシングルマザー・美里、謎めいた美人清掃員の神子。震災の年の夏、「偶然の訃報」でつながった彼女たちの運命が動き始める――。 スティーブ・ジョブズ、元XJAPANのTAIJIなど有名人から無名の一般人、そして身近な家族まで、数々の「訃報」を登場人物たちはどこで、どんなふうに受けとったのか。誰もが死とともにある日常を通してかけがえのない生の光を伝える、芥川・谷崎賞作家の新境地傑作小説!
長嶋 有[ナガシマ ユウ]
著・文・その他
内容説明
マンモス大学に勤める、にわかナースの春菜、ゲームオタクのシングルマザー・美里、謎めいた美人清掃員の神子。震災の年の夏、偶然の訃報でつながった彼女たちの運命が動き始める―。誰もが死とともにある日常を通して、生の光を伝える傑作長篇小説。
著者等紹介
長嶋有[ナガシマユウ]
1972年生まれ。2001年、「サイドカーに犬」で文學界新人賞を受賞しデビュー。02年、「猛スピードで母は」で芥川賞、07年、『夕子ちゃんの近道』で第一回大江健三郎賞、16年、『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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いつでも母さん
アマニョッキ
takaC