もう生まれたくない

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  • サイズ 46判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062206273
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

大切な人にも見知らぬ他人にも、死はいつも不意打ちで訪れる。死者とともに生きる日常と、何でもない人生のかけがえなさを描く感動作「誰にも言わないままの言葉をいつか私はしたためよう。亡くなった人に、友達だと思っている人に。ネットに載せて読めるようなのではなくて、そう、空母の中の郵便局にたまる手紙のように」――。
マンモス大学の診療室に勤める春菜、ゲームオタクのシングルマザー・美里、謎めいた美人清掃員の神子。震災の年の夏、「偶然の訃報」でつながった彼女たちの運命が動き始める――。 スティーブ・ジョブズ、元XJAPANのTAIJIなど有名人から無名の一般人、そして身近な家族まで、数々の「訃報」を登場人物たちはどこで、どんなふうに受けとったのか。誰もが死とともにある日常を通してかけがえのない生の光を伝える、芥川・谷崎賞作家の新境地傑作小説!

長嶋 有[ナガシマ ユウ]
著・文・その他

内容説明

マンモス大学に勤める、にわかナースの春菜、ゲームオタクのシングルマザー・美里、謎めいた美人清掃員の神子。震災の年の夏、偶然の訃報でつながった彼女たちの運命が動き始める―。誰もが死とともにある日常を通して、生の光を伝える傑作長篇小説。

著者等紹介

長嶋有[ナガシマユウ]
1972年生まれ。2001年、「サイドカーに犬」で文學界新人賞を受賞しデビュー。02年、「猛スピードで母は」で芥川賞、07年、『夕子ちゃんの近道』で第一回大江健三郎賞、16年、『三の隣は五号室』で谷崎潤一郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

抹茶モナカ

121
懐かしい出来事等の小道具を駆使する長嶋有さんの特長が全面に出て、ゴシップ記事や有名人の訃報を次々に引き出す展開。毎日のようにネットのエンタメ・ニュースで誰かの不幸が伝えられる現代の日常が上手く表現されている。親戚に不幸があった直後に読んだため、感じるところが多かった。ちょっと、ゴシップ記事とは言え、実際のニュースあれこれの使い方が、「ちょっと失礼かな?」と心配になったりする。2017/07/29

hit4papa

119
2011年から2014にかけて、ある大学の学生、講師、スタッフらの日常がつづられた作品。バトンを渡すように主役が移る「問いのない答え」と同じ展開で、目が滑りがちになります。ユル〜くTAIJI、ジョブスなど時々の著名人の死に触れられていて、そのユルさゆえに気持ちがざわめいてしまいます。登場人物たちを通して当時の様々な出来事が思い起こされるので、「あった、あった」的な感慨に浸ることができます。ちょっとした厭な感じがつきまとうのが本作品の特徴でしょうか。ラスト近くは、著者の作品としては衝撃的です。タイトルは?2022/10/26

いつでも母さん

119
はい!『甘くなかったあの時代の苺の味を知っている』私は確かにババアです。そんなやり取りが出来る人がいますか?TVや新聞で知っているだけの人の『死』それでもそこで何かしらを感じるよね。感じている自分でいたいよね。必ず死ぬんだ。それは分かっていても不意打ちなんだーそして淡々と日常があるーん~ん長嶋有の世界だった。 2017/07/21

アマニョッキ

99
読んでしまうのがもったいなくてしばらく積んでいましたが、旅のお供に。人の「死」を、ただ「死」として、そこに物語を持たせることなく、それでも「生」きているその他の人々(近くても遠くても)には、ありふれていても日々の物語がある、ということを「言いすぎることなく」教えてくれる作品。私にとっては「言いすぎることなく」と濾される言葉の目の粗さが重要で、言ってしまう言葉と呑み込む言葉の選択の妙が、これからもずっと長嶋有が好きであろうなと思う理由なのです。そして、まさか桜塚やっくんにあんなに泣かされるとは!2017/09/09

takaC

98
昨年末に亡くなった自分と同年代の知人の夢を見た後だけに興味深く読んだがちょっと共感し難い。小波美里に至っては自分と同郷の設定だったけど県人会加点なし。2017/08/05

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