出版社内容情報
亜李亜の家族は全員、殺人鬼。ある日、惨殺された兄を発見する。亜李亜は父に疑いの目を向けるが、一家には更なる秘密があった。市野亜李亜(いちのありあ)は十七歳の女子高生。猟奇殺人鬼の一家で育ち、彼女自身もスタッグナイフで人を刺し殺す。猟奇殺人の秘密を共有しながら一家はひっそりと暮らしていたが、ある日、亜李亜は部屋で惨殺された兄を発見する。その直後、母の姿も消える。亜李亜は残った父に疑いの目を向けるが、一家には更なる秘密があった。
「平成のドグラ・マグラ」
「ものすごい衝撃を受けた」
選考委員たちにそう言わしめた、第62回江戸川乱歩賞受賞作。
プロローグ
I キルハウス
投資家のための殺人人類学
II 汝、永遠なれ
投資家のための殺人人類学
III バウンダリーキラー
エピローグ
佐藤 究[サトウ キワム]
著・文・その他
内容説明
猟奇殺人鬼一家の長女として育った、17歳の亜李亜。一家は秘密を共有しながらひっそりと暮らしていたが、ある日、兄の惨殺死体を発見してしまう。直後に母も姿を消し、亜李亜は父と取り残される。何が起こったのか探るうちに、亜李亜は自身の周りに違和感を覚え始め―。第62回江戸川乱歩賞受賞作。
著者等紹介
佐藤究[サトウキワム]
1977年福岡県生まれ。2004年に佐藤憲胤名義で書いた『サージウスの死神』が第47回群像新人文学賞優秀作となりデビュー。『QJKJQ』は2度目の江戸川乱歩賞への挑戦で、受賞となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
青乃108号
つるちゃん0719
stobe1904
ナイスネイチャ