出版社内容情報
最初のがんが治ってから2年半後、ついに再発してしまう。前回以上の絶望から不死鳥のように甦った著者の、奇跡の告白エッセイ!2年半前に先進医療の「陽子線治療」によって、がんを克服した著者。油断をしていたわけではないが、新たながんがついに見つかってしまう。「俺には陽子線がある」。前回の成功体験を踏まえ、陽子線を心のよりどころにするが、同じ場所には陽子線が当てられないことがわかる。心臓がよくない著者には、前回と同じく手術は受けられないはずだ。絶望に打ちひしがれ、一度は「緩和ケア」を選択しようと考える。だが、医師たちのアドバイスによって、開腹手術を決断。そこから著者の人生が、大きく旋回する。その後「抗がん剤治療」に切り替わるが、再発がん消滅までに、いったい何が起こったのか!
序 章 再発まで
第一章 再発
第二章 穿破
第三章 旅立ちの準備、そして「夜の歌」へ
第四章 抗がん剤と陽子線
第五章 闘う力
帰りゆく場所 あとがきにかえて
なかにし 礼[ナカニシ レイ]
著・文・その他
内容説明
再び、消えた。「抗がん剤治療」の真実とは!陽子線治療によって、がんを克服した著者。だが、2年半後に再発してしまう。もう陽子線が使えないという逆境の中で、どうやってがんに克つことができたのか!
目次
序章 再発まで
第1章 再発
第2章 穿破
第3章 旅立ちの準備、そして「夜の歌」へ
第4章 抗がん剤と陽子線
第5章 闘う力
著者等紹介
なかにし礼[ナカニシレイ]
1938年生まれ、中国・牡丹江市出身。1964年に菅原洋一に提供した「知りたくないの」のヒットを機に作詩家として活動を開始。数々の名曲を手掛け、日本レコード大賞ほか多くの音楽賞を受賞する。作家としても2000年に『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。2012年に食道がんが見つかり、闘病生活を描いた『生きる力―心でがんに克つ』では陽子線治療を広く世に知らしめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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