闘う力―再発がんに克つ

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闘う力―再発がんに克つ

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  • サイズ B40判/ページ数 149p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062199421
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

最初のがんが治ってから2年半後、ついに再発してしまう。前回以上の絶望から不死鳥のように甦った著者の、奇跡の告白エッセイ!2年半前に先進医療の「陽子線治療」によって、がんを克服した著者。油断をしていたわけではないが、新たながんがついに見つかってしまう。「俺には陽子線がある」。前回の成功体験を踏まえ、陽子線を心のよりどころにするが、同じ場所には陽子線が当てられないことがわかる。心臓がよくない著者には、前回と同じく手術は受けられないはずだ。絶望に打ちひしがれ、一度は「緩和ケア」を選択しようと考える。だが、医師たちのアドバイスによって、開腹手術を決断。そこから著者の人生が、大きく旋回する。その後「抗がん剤治療」に切り替わるが、再発がん消滅までに、いったい何が起こったのか!

序 章 再発まで
第一章 再発
第二章 穿破
第三章 旅立ちの準備、そして「夜の歌」へ
第四章 抗がん剤と陽子線
第五章 闘う力
帰りゆく場所 あとがきにかえて


なかにし 礼[ナカニシ レイ]
著・文・その他

内容説明

再び、消えた。「抗がん剤治療」の真実とは!陽子線治療によって、がんを克服した著者。だが、2年半後に再発してしまう。もう陽子線が使えないという逆境の中で、どうやってがんに克つことができたのか!

目次

序章 再発まで
第1章 再発
第2章 穿破
第3章 旅立ちの準備、そして「夜の歌」へ
第4章 抗がん剤と陽子線
第5章 闘う力

著者等紹介

なかにし礼[ナカニシレイ]
1938年生まれ、中国・牡丹江市出身。1964年に菅原洋一に提供した「知りたくないの」のヒットを機に作詩家として活動を開始。数々の名曲を手掛け、日本レコード大賞ほか多くの音楽賞を受賞する。作家としても2000年に『長崎ぶらぶら節』で直木賞を受賞。2012年に食道がんが見つかり、闘病生活を描いた『生きる力―心でがんに克つ』では陽子線治療を広く世に知らしめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん

39
ガンが治ってホッとした束の間の再発。気がめげそうになりますが、医師達の努力により超完全寛解に至ります。どんな病気になっても闘う力と気力が大事と思わせる一冊です。2016/06/14

わらわら

3
「生きる力」の作者の生き方が好きです。再発と闘う「闘う力」も読みたいと思っていました。表紙がポール・ゴーギャン「我ら何処より来るや我ら何者なるや我ら何処へ去らんとするや」死を感じる時、自分がどういうことを考えるのか?興味があります。その時にはこの本をバイブルにしようと思います。2016/08/13

りょう

2
すごい意思力だと思うけど、庶民にはあり得ない医師団の支援もあったと思う。2016/05/10

おだまん

1
まさしく闘う力。命の凄さよ。2016/03/11

後ろのお兄さん

0
15冊目のがん闘病記。がん闘病記には2種類あって、本人がまだ存命か、亡くなってるか。この本は前者ですね。とは言え、「がんが消えて」から、まだ1年余りですが。陽子線治療万歳なのは、「個人の感想」だからいいですけど、エビデンスレベルがどの程度なのかは註釈入れるべきところ。ま、近藤「理論」を平気で出版するのが、出版社ってとこなんですが。2016/08/17

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