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クズリ

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  • サイズ B6判/ページ数 352p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062198387
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

クズリ=「小さな悪魔」の異名を持つ孤高の暗殺者。麻薬がらみのターゲットをつなぐ糸とは。練達の技が冴える長編ハードサスペンス。

クズリとは、「小さな悪魔」とも呼ばれる獰猛なイタチ科の動物である。そのクズリの異名を持つ暗殺者が、十数年ぶりに日本に舞い戻ってきた。東京でウクライナの工作員が、横浜でハーブ屋の男がそれぞれ射殺され、警察庁外事情報部の中瀬は二件の殺しに麻薬が関係していることに注目し、犯人と見られるクズリの過去を洗い始める。同じ頃、覚醒剤の運び屋が韓国の仁川空港で摘発され、供給担当の男が金を持って日本に逃亡、潜伏する。その男を追って香港黒組織の殺し屋二人も日本に入国、闇に姿を消す。
男たちの思惑と意地が火花を散らし、危険ドラッグの横行、ウクライナ情勢などリアルな世界を背景に展開する超一流エンターテインメント! 長編ハードサスペンス。

【著者紹介】
1957年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。2006年『下山事件 最後の証言』で第59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞。2007年『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞した。他の著書に『異聞 太平洋戦記』『チャイナ・インベイジョン 中国日本侵蝕』『デッドエンド』『WOLF』『下山事件 暗殺者たちの夏』など多数ある。

内容説明

頭、心臓、腹に銃弾を撃ち込み、現場に“Gulo gulo”という謎の言葉を残す暗殺者“クズリ”。二件の殺しは、四半世紀以上前に死んでいるはずのこの男の仕業なのか。警察庁外事情報部の中瀬は、クズリの過去を洗い始める。同じ頃、覚醒剤の運び屋が韓国で摘発され、供給担当の男が金を持って日本に逃亡、潜伏する。その男を追って香港黒組織の殺し屋二人も入国、闇に姿を消す。

著者等紹介

柴田哲孝[シバタテツタカ]
1957年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。2006年『下山事件最後の証言』で第59回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)と第24回日本冒険小説協会大賞(実録賞)をダブル受賞。2007年『TENGU』で第9回大藪春彦賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。