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ルパンの娘

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  • サイズ B6判/ページ数 341p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062196833
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

泥棒・華の恋人は刑事・和馬。ある日華の祖父が殺され和馬が捜査することに。二人の恋は?犯人は?気鋭乱歩賞作家の筆が猛威を奮う

三雲華(みくも・はな)は恋人の桜庭和馬(さくらば・かずま)の家に挨拶に行くこととなった。緊張する華にたいして、和馬は優しく話しかける。ついに桜庭家に到着した華は、玄関に飾られていた桜庭家の家族写真を見て唖然とした。全員が警察の制服らしき服装に身を包み、それぞれ敬礼のポーズをしていたからだ。
最悪だった。華が育った三雲家は、代々泥棒を生業としており、一家全員が盗人だったからだ。
果たして華と和馬の恋はうまくいくのか――。

その後のある日、荒川の河川敷で男の焼死体が見つかり、和馬は現場に急行した。
その被害者は華の祖父、三雲巌(いわお)だった。
超一流の泥棒であった祖父を殺した犯人とは――。

読み進めるほどに出てくる衝撃の展開と新たな謎。1ページも目が離せない、気鋭乱歩賞作家の勝負作!

【著者紹介】
1975年静岡県生まれ。2010年『再会』にて第56回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。著作に『グッバイ・ヒーロー』『チェインギャングは忘れない』『偽りのシスター』『沈黙のエール』『K2 池袋署刑事課 神埼・黒木』『スマイルメイカー』がある。

内容説明

わたしは泥棒の娘。結婚を考えていた彼は、警察一家の長男だった。

著者等紹介

横関大[ヨコゼキダイ]
1975年静岡県生まれ。2010年『再会』で第56回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

590
図書館の予約に出遅れたので、ようやく読めました。本日、息子の病院の付添で長時間(最高待ち時間記録更新、何と6時間)待たされたので、病院で一気読みしました。内容的にはかなり劇画チックですが、思わぬ展開で最後は大団円で、楽しめました。横関大はハズレが少ない作家です。2015/11/14

ダイ@2019.11.2~一時休止

311
泥棒一家の娘と刑事の恋物語&家族の問題。刑事は不自然な殺人事件の謎を解くが、恋と家庭のしがらみが・・・。伏兵の渉と香がイイ味出して、横関さんらしい最後がイイ感じ。2015/09/17

ナイスネイチャ

299
単純に面白い。「スマイルメーカー」が面白かったので手にとりました。キャラがたってて、三谷幸喜さんの映画観てる様でした。物事の流れが出来すぎ感たっぷりでしたが、細かい事気にせず読み終えました。2015/10/18

しんたろー

293
ラブコメ&ミステリとして楽しい作品。(ミステリとしては強引な部分も多々あるが、 作風的に大して気にならない)まるで漫画のような設定で、両家のキャラクターが 立っているし、場面転換も早くてサクサク読めた。ヒロイン・華は健気で好感を持て たが、相手の男・和馬が「男としてどうなの?」と感じてイライラした・・・そうじゃない と話が展開しないので仕方ないが。それと全てが納まったかのようだが、何も悪く ない婚約者・エミリが、大団円の為の犠牲になって忘れ去られているのが「詰めが 甘いなぁ」と思った。 2016/11/07

まちゃ

289
モーリス・ルブランの「アルセーヌ・ルパン」とモンキー・パンチの「ルパン三世」好きとしては、「ルパンの娘」というタイトルの本作を手に取らずにはいられませんでした。代々泥棒を生業とするLの一族の娘・華と警察一家の息子・和馬の恋愛を軸にしたドタバタミステリー。序盤は少し無理のある展開で共感できませんでしたが、中盤以降はスピーディーな展開で楽しめました。結末は感じの良いハッピーエンドでした。「スマイルメーカー」を連想させるニューヨークのタクシー運転手の件にニンマリです。2015/12/06

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