出版社内容情報
ファン待望「一冊まるごとシーナの酒にまつわるエトセトラ」。ちびちびぐびぐび、のんびりゆったり、まじめでおかしな、酒エッセイ集シーナ初の一冊まるごと「酒」にまつわる楽しいエッセイ集。シーナファンにはもちろんのこと、お酒好きやウンチク好きの人にも読み応え十分です。
第1章 世界のあちこちでこんな酒を飲んできた
中学生で盗み酒をして以来、毎日毎晩、日本のみならず世界中のいろんな場所でいろんな人と飲みつづけてきたいろんなお酒の軽ウンチクや思い出から自身のバカ話まで、世界中のお酒への愛があふれる面白エピソードを直筆のイラストやマンガも併載して語る。
第2章 シングルモルトウイスキーの旅で
シングルモルトウイスキーの魅力にハマり、スコットランドと日本のシングルモルト蒸溜所を訪ね歩いた、ちょっとクールな道中記。大のビール党シーナのシングルモルトとのショッキングな出会いと、うまさ奥深さや魅力を堪能しつつの紀行を写真とともに紹介。ウイスキーそのもののウンチクや製造法、文化などについても現場でしっかり取材。
第3章 ビールがいつも旅人を助けてくれた
自他共に認める部類のビール好きのシーナが、ビールをモチーフに身辺雑事や旅の思い出などを綴った、ゆるくて軽やかでちょっと風情ある、おもしろ可笑しくて時々ちょっとしみじみしたショートエッセイ集。
第4章 さあ今日もグラス囲んで黄金時間
お酒のあるところにはさまざまな物語や光景もあれば、「思うこと」もある。でも、むずかしいことは抜きで、、明るく元気でおばかな思い出や場面などの肩肘まったく張らない雑話を大いに語る。
まえがき
第1章 世界のあちこちでこんな酒を飲んできた
ビールが天地の神サマだった。貧しいぼくらの「黄金時代」
メキシコ・マリアッチ広場の電気テキーラにおれはシビレワニと化した
ドイツ・オクトーバフェストのビール天国
馬乳酒──ついに草原の酒を発明した
飲むには決断のいる口噛み酒
強烈!ベトナムコブラ酒のできるまで
太陽ぎらぎら、ヤシ酒はいいやつだった
おっさんの歌をきいて美人が涙をながす、ポルトガルのファドと安酒
あんたはロシアのうまションビールを知っているか
第2章 シングルモルトウイスキーの旅で
スコットランド スペイサイドの旅
スコットランド アイラ島の旅
京都天王山の旅
南アルプスの旅
第3章 ビールがいつも旅人を助けてくれた
(ショートエッセイ全45話予定)
第4章 さあ今日もグラス囲んで黄金時間
おんな酒。世界一の至福の一杯
吠え猿とカイピリーニャ
マッコリ連続宴会のどうだどうだ
昭和の過激な社員旅行
猿の手
うまいサケと場所の問題
黄金の流木焚き火宴会
なつかしいカッポ酒
赤ワインは時と場所だ
禁酒村から帰ってきて
宮古島とロシアの共通点
夜更けのコロナビール
春吹雪、ドブロクの夜
悪夢のおくりもの
イブクロの内側をタワシでごしごし
あとがき
椎名 誠[シイナ マコト]
著・文・その他
内容説明
この世にお酒があるかぎり地球はまわる目もまわるシーナ初の全編酒まみれエッセイ集。
目次
第1章 世界のあちこちでこんなサケを飲んできた(ビールが天地の神サマだった貧しいぼくらの「黄金時代」;メキシコ・マリアッチ広場の電気テキーラにおれはシビレワニと化した;一日平均二十五万人が毎日がぶ飲み―オクトーバフェストのビール天国 ほか)
第2章 シングルモルトウイスキーの旅(スペイサイド突入編=ザ・マッカラン;スペイサイド堪能編=グレンフィディック;アイラ島夢酔編=ボウモア ほか)
第3章 ビールがいつも旅人を助けてくれた
第4章 さあ今日もグラス囲んで黄金時間(夜更けのコロナビール;春吹雪、ドブロクの宴;黄金の流木焚き火宴会 ほか)
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944(昭和19)年、東京生まれ。作家。1989年に『犬の系譜』(講談社)で吉川英治文学新人賞、1990年に『アド・バード』(集英社)で日本SF大賞を受賞。写真家、映画監督としての顔も持ち、幅広く活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むぎじる
yuzuriha satoshi
フジマコ
幹事検定1級
ジュースの素