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酔うために地球はぐるぐるまわってる

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  • サイズ B6判/ページ数 220p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062189293
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ファン待望「一冊まるごとシーナの酒にまつわるエトセトラ」。ちびちびぐびぐび、のんびりゆったり、まじめでおかしな、酒エッセイ集シーナ初の一冊まるごと「酒」にまつわる楽しいエッセイ集。シーナファンにはもちろんのこと、お酒好きやウンチク好きの人にも読み応え十分です。

第1章 世界のあちこちでこんな酒を飲んできた
中学生で盗み酒をして以来、毎日毎晩、日本のみならず世界中のいろんな場所でいろんな人と飲みつづけてきたいろんなお酒の軽ウンチクや思い出から自身のバカ話まで、世界中のお酒への愛があふれる面白エピソードを直筆のイラストやマンガも併載して語る。

第2章 シングルモルトウイスキーの旅で
シングルモルトウイスキーの魅力にハマり、スコットランドと日本のシングルモルト蒸溜所を訪ね歩いた、ちょっとクールな道中記。大のビール党シーナのシングルモルトとのショッキングな出会いと、うまさ奥深さや魅力を堪能しつつの紀行を写真とともに紹介。ウイスキーそのもののウンチクや製造法、文化などについても現場でしっかり取材。

第3章 ビールがいつも旅人を助けてくれた
自他共に認める部類のビール好きのシーナが、ビールをモチーフに身辺雑事や旅の思い出などを綴った、ゆるくて軽やかでちょっと風情ある、おもしろ可笑しくて時々ちょっとしみじみしたショートエッセイ集。

第4章 さあ今日もグラス囲んで黄金時間
お酒のあるところにはさまざまな物語や光景もあれば、「思うこと」もある。でも、むずかしいことは抜きで、、明るく元気でおばかな思い出や場面などの肩肘まったく張らない雑話を大いに語る。

まえがき
第1章 世界のあちこちでこんな酒を飲んできた
ビールが天地の神サマだった。貧しいぼくらの「黄金時代」
メキシコ・マリアッチ広場の電気テキーラにおれはシビレワニと化した
ドイツ・オクトーバフェストのビール天国
馬乳酒──ついに草原の酒を発明した
飲むには決断のいる口噛み酒
強烈!ベトナムコブラ酒のできるまで
太陽ぎらぎら、ヤシ酒はいいやつだった
おっさんの歌をきいて美人が涙をながす、ポルトガルのファドと安酒
あんたはロシアのうまションビールを知っているか
第2章 シングルモルトウイスキーの旅で
スコットランド スペイサイドの旅
スコットランド アイラ島の旅
京都天王山の旅
南アルプスの旅
第3章 ビールがいつも旅人を助けてくれた
(ショートエッセイ全45話予定)
第4章 さあ今日もグラス囲んで黄金時間
おんな酒。世界一の至福の一杯
吠え猿とカイピリーニャ
マッコリ連続宴会のどうだどうだ
昭和の過激な社員旅行
猿の手
うまいサケと場所の問題
黄金の流木焚き火宴会
なつかしいカッポ酒
赤ワインは時と場所だ
禁酒村から帰ってきて
宮古島とロシアの共通点
夜更けのコロナビール
春吹雪、ドブロクの夜
悪夢のおくりもの
イブクロの内側をタワシでごしごし
あとがき


椎名 誠[シイナ マコト]
著・文・その他

内容説明

この世にお酒があるかぎり地球はまわる目もまわるシーナ初の全編酒まみれエッセイ集。

目次

第1章 世界のあちこちでこんなサケを飲んできた(ビールが天地の神サマだった貧しいぼくらの「黄金時代」;メキシコ・マリアッチ広場の電気テキーラにおれはシビレワニと化した;一日平均二十五万人が毎日がぶ飲み―オクトーバフェストのビール天国 ほか)
第2章 シングルモルトウイスキーの旅(スペイサイド突入編=ザ・マッカラン;スペイサイド堪能編=グレンフィディック;アイラ島夢酔編=ボウモア ほか)
第3章 ビールがいつも旅人を助けてくれた
第4章 さあ今日もグラス囲んで黄金時間(夜更けのコロナビール;春吹雪、ドブロクの宴;黄金の流木焚き火宴会 ほか)

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944(昭和19)年、東京生まれ。作家。1989年に『犬の系譜』(講談社)で吉川英治文学新人賞、1990年に『アド・バード』(集英社)で日本SF大賞を受賞。写真家、映画監督としての顔も持ち、幅広く活動する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

むぎじる

41
シーナさん初の、酒だけを集めたエッセイ。今まで発表されたエッセイや小説の裏話が書かれていた第1章が一番面白かった。好きなのは、20代の男4人で暮らしていた時代の話。パチンコがうまい沢野に100円持たせ、「何かカンヅメ景品得るまで死んでも帰ってくんな」と追い出し、景品を持って買った沢野が数分間英雄になった話には噴きだした!「女人禁制。猥談・人の悪口はおもしろくないから禁制」という怪しい探検隊の基礎は、この頃に作られたのかな?カラッと乾いた夏の日差しのようなエッセイは、楽しくてビールにもよく合うのだ。2014/08/14

yuzuriha satoshi

39
「酒を一本くれればアザラシ一匹と交換してやる」 どこへいっても酒飲みは何が何でも呑みたいのだ 椎名誠が酒だけで一冊書いていなかったというのが意外 『私広告』から採録されたビールの話は 本人も書いているけど読み直すと即ビールが飲みたくなるなあ さあお風呂が沸いた ビールまで後30分2014/09/04

フジマコ

31
椎名さん第2弾!僕にはお酒の飲み方の師匠がいます。大阪曽根崎のBOBYSBARのマスター千頭一心さん。関大の先生でもある武部好伸さんが本にも書いてるバーのマスターです。僕がハタチの時一つ年上の看護師さんに連れてってもらって以来僕のスタンダードバーです。他の店に行っても常にBOBYのマスターが作るお酒と比べちゃう。マスターに教わったことで大切に思ってる事。「大人の男は独りで酒が飲めなくてはならない」です。BOBYのマスターと椎名さんと開高健さんと山口薫さんが僕の酒の飲み方の先生です。かっこいよく飲みたい!2014/07/25

幹事検定1級

27
椎名さんの酒エッセイ。世界各国で飲んだ酒、シングルモルトウィスキーを 巡る旅、そしてビールをメインにしたこれまでの思い出。どれも本当に美味しそうに飲んでいる姿が目に浮かびます。 日々の食事においてもお酒があると何倍にも楽しくなりますね。私自身も病気、健康診断前日、仕事中以外はたいてい夕食はビール+焼酎(その他お酒もあり)で楽しんでいます。いつまでも楽しめるようにと願う読了です。(図書館本)2015/08/18

ジュースの素

14
時々シーナの禁断症状に陥る。今回はまるごと一冊サケの本。彼の本を読むとなぜかつくづく楽しくなる。 今まであちこちに書いて来た酒に関する文を集めたもの。世界で飲んで来たいろんな酒、その酒の産地でじっくりと作る過程を見る話。あとはビールに関する短いエッセイだ。後期高齢者になった今も彼は飲んでいるだろうか。2020/02/22

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