出版社内容情報
僕の目は見えない。だけど、真実は視えるんだ。推理をしない想像力探偵登場!青春エンタメミステリー!!
とある事件で視力を失った少年・光輝。彼は、聴覚・触覚・嗅覚情報などをもとに脳が作り出すイメージにより、目が見えていなくとも、本人にはまるで視覚があるように感じられる形質を獲得する。それは、アントン症候群と呼ばれる、極めて珍しい症例だった。
そんな、光輝の前に訪れる奇妙な謎――消失する少女、突如変貌する世界、そして幽霊殺人事件……。彼は自らの想像力を駆使し、事件に立ち向かう。
謎を解き、恋をし、少年は成長する。傑作青春ミステリー、ここに誕生!
【著者紹介】
SF作家。ゲームデザイナー。1956年京都生まれ。1987年、ゲーム創作集団「グループSNE」の一員となり、作家およびゲームデザイナーとしてデビュー。現在はSNEから独立。と学会会長。
代表作に『神は沈黙せず』『アイの物語』『詩羽のいる街』(角川書店)、『ラプラスの魔』『パラケルススの魔剣』『サイバーナイト』『ギャラクシー・トリッパー美葉』『妖魔夜行』(角川スニーカー文庫)、『サーラの冒険』(富士見ファンタジア文庫)、『時の果てのフェブラリー』(徳間デュアル文庫)、『MM9』シリーズ(東京創元社)、『トワイライト・テールズ』(角川書店)、『夏葉と宇宙へ三週間』(岩崎書店)、『名被害者・一条(仮名)の事件簿』(講談社ノベルス)などがある。
内容説明
とある事件で視力を失った少年・光輝。彼は、聴覚・触覚・嗅覚情報などをもとに脳が創り出すイメージにより、目が見えていなくとも、本人にはまるで視覚があるように感じられる形質を獲得する。それは、アントン症候群と呼ばれる、極めて珍しい症例だった。そんな、光輝の前に訪れる奇妙な謎。―消失する少女、突如変貌する世界、そして幽霊殺人事件…。彼は自らの想像力を駆使し、事件に立ち向かう。謎を解き、恋をし、少年は成長する。傑作青春ミステリー、ここに誕生!
著者等紹介
山本弘[ヤマモトヒロシ]
1956年生まれ。1988年、『ラプラスの魔』(角川スニーカー文庫)でデビュー。2011年、『去年はいい年になるだろう』(PHP研究所)で第42回星雲賞日本長編部門を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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BlueBerry
さっとる◎
だんたろう
イーダ
美羽と花雲のハナシ