出版社内容情報
2014年大河ドラマの主人公・黒田官兵衛。その少年時代から青年時代を、鮮烈に描きます。野間児童文芸賞作家、最新作。 2014年大河ドラマに決まった黒田官兵衛。天才軍師・黒田官兵衛の原点とは何か?その少年時代から青年時代を、野間児童文芸賞受賞作家の吉橋通夫が鮮烈に描きます。
御着城(現在の兵庫県姫路市)を中心に播州の国で勢力を持っていた大名・小寺政職に仕える黒田職隆の嫡男として、1546年に生まれた萬吉(のちの官兵衛)。
母親の死。妹の失明。友との約束。父とともに戦った初陣。後に妻となる光姫との出会いとすれちがい。そして迎える青山・土器山の戦い。3000の兵で攻めいる敵に、官兵衛は300の兵で奇襲攻撃を仕掛ける。
しかし、その決断が多くの家臣を失う結果となる。
それが『戦わずして勝つ』という―――黒田官兵衛の軍師としての出発点になっていく。
戦乱の世の中で、播磨の風としてかけぬけた若き黒田官兵衛を鮮烈にみずみずしく描く小説、登場!
野間児童文芸賞作家、最新作。
吉橋 通夫[ヨシハシ ミチオ]
著・文・その他
内容説明
信長・秀吉・家康に重用され、生涯の戦で一度も負けなかった黒田官兵衛。天下一の軍師と呼ばれた官兵衛の戦略は、「戦わずして勝つ」。その原点は、どこにあるのか?野間児童文芸賞受賞作家・吉橋通夫が渾身の力をこめて描く黒田官兵衛!
著者等紹介
吉橋通夫[ヨシハシミチオ]
1944年、岡山県生まれ。法政大学卒。「季節風」同人。『たんばたろう』(TBSブリタニカ)で毎日童話新人賞受賞。『京のかざぐるま』(日本標準)で日本児童文学者協会賞受賞。『なまくら』(講談社文庫)で野間児童文芸賞、京都水無月大賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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