出版社内容情報
75歳の現在、「さようなら原発」運動を牽引する気迫はどこからくるのか。反骨を貫き通した45年をふり返る。
40余年前から反原発を言い、反対運動の現場に足を運んで記事を書いてきた。原発事故の危険も予見しながら、それでも命をかけるほど真剣にやってこなかったから、日本はこのような事態になってしまったのではないか。その反省から立ち上がった「さようなら原発」運動。デモには10万人超を動員し、820万筆を超える署名を集めた。弱い者の立場からルポルタージュをつづって45年。中でもこの2年の「さようなら原発」運動の詳細をつづる。
第一章 反骨四十五年/第二章 ルポ 原発を歩く/第三章 原発はこうして増やされた/第四章 ひととまちを荒廃させる原発/第五章 不安のない未来のために/第六章 オキナワとフクシマ/第七章 「さようなら原発」運動のあゆみ
内容説明
「さようなら原発」への道。権力はイヤだ。理不尽はきらいだ。弱い者の立場からルポルタージュをつづって45年。反原発を貫き通す、決してぶれない生き方。
目次
第1章 反骨四十五年
第2章 ルポ 原発を歩く
第3章 原発はこうして増やされた
第4章 ひととまちを荒廃させる原発
第5章 不安のない未来のために
第6章 オキナワとフクシマ
第7章 「さようなら原発」運動のあゆみ
著者等紹介
鎌田慧[カマタサトシ]
1938年、青森県弘前市生まれ。ルポライター。トヨタの季節工として働いた経験をルポした『自動車絶望工場』(1973)で注目を浴びる。90年、『反骨鈴木東民の生涯』で新田次郎文学賞、91年、『六ヶ所村の記録』で毎日出版文化賞受賞。2011年から「さようなら原発1000万人署名運動」の呼びかけ人として、全国の集会、デモなどの反原発運動に携わっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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