アイウィットネス―時代を目撃したカメラマン

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アイウィットネス―時代を目撃したカメラマン

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  • サイズ A5判/ページ数 475p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062183437
  • NDC分類 070.17
  • Cコード C0095

出版社内容情報

キッシンジャー、チェルノブイリ、クリントン、9.11同時テロ……世界のVIPと大事件をファインダーから捉え続けた30年の軌跡

2001年9月11日、崩れ落ちるツインタワーの衝撃的なTV映像を撮ったのは、本書の著者トニィ・ヒラシキ。米三大ネットワークを代表する名カメラマンである。ベトナム戦争報道から30年、レバノン内戦、イラン革命、チェルノブイリ事故、ベルリンの壁崩壊など、大宅賞受賞の前作『キャパになれなかったカメラマン』のその後を、貴重な証言・エピソードとともにたどる、“ファインダーから目撃した現代史”。

【著者紹介】
1938年沖縄県に生まれる。1965~75年、毎日放送(大阪)を経て、米ABC放送サイゴン支局のTVカメラマンとしてベトナム戦争を取材。その後、西独・ボン特派員、ニューヨーク本社勤務。米国籍を取得。2006年定年退職。2009年、『キャパになれなかったカメラマン――ベトナム戦争の語り部たち』で第40回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。他の著書に『サイゴン ハートブレーク・ホテル――日本人記者たちのベトナム戦争』。べトナム人の夫人との間に一男一女がある。現在、ニューヨーク近郊ニュージャージーに在住。

内容説明

米巨大メディアABCで数々のスクープを撮り続けた日本人がいた!大宅賞受賞作『キャパになれなかったカメラマン』の続編。

目次

第1部 一九七五年‐八九年―ボン・ニューヨーク・フランクフルト(レバノン戦記その一―一九七五年‐七七年;ドイツにて―一九七五年‐七八年;アフリカの出来事―一九七六年‐八一年;新顔たち―一九七八年‐八一年 ほか)
第2部 一九八九年‐二〇〇六年―ニューヨーク(アメリカの戦争―一九八九年‐九一年;ビル・クリントンの選挙戦―一九九二年;地球の温暖化―一九九三年‐九五年;遊軍―一九九六年‐九九年 ほか)

著者等紹介

平敷安常[ヒラシキヤスツネ]
1938年、沖縄県那覇市に生まれる。1965年、大阪の毎日放送カメラマンとして初めてベトナムの土を踏む。翌1966年、毎日放送を退社。米ABC放送サイゴン支局のテレビカメラマンとなり、以降1975年のサイゴン陥落までの一〇年間、ベトナム戦争を取材し続ける。その後、ABCの西独・ボン支局などを経て、ニューヨーク本社勤務。ベイルート市民戦争、9.11テロ事件などを取材。1993年、米国籍を取得。2006年、ABCを退社。2009年、デビュー作の『キャパになれなかったカメラマン―ベトナム戦争の語り部たち』(講談社)で、第四〇回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

sasha

2
ヴェトナム戦争以降、著者がニュースカメラマンとして目撃した出来事を時系列で綴った回想録。前2作もそうだが、この人は他者へ向ける視線が温かく優しいんだよな。ロバート・キャパにはなれなかったかもしれないけれど、世界のニュースを撮り続けたニュースカメラマンに敬意を。2015/05/10

mdsch23

0
ベトナムでのテレビカメラマン、サウンドマンと記者たちを描いた「キャパになれなかったカメラマン」の直接的続編。ベトナム以後の著者の米ABCニュースのテレビカメラマンの半生を語られています。直接現場で戦争や事件からアメリカ大統領選まで見聞きした著者が時に友人達の手紙など引用しつつ当時思われた事を活写していて大変興味深い作品になっています。2013/06/27

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