塀の上を走れ―田原総一朗自伝

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塀の上を走れ―田原総一朗自伝

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  • サイズ B6判/ページ数 386p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062177665
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「日本初のAV男優」が、首相を3人退陣させた!驚くべき破天荒さに包まれた78年間。エンターテイメント自伝、堂々刊行!「日本初のAV男優」が、首相を3人退陣させた――。

驚くべき破天荒さに包まれた78年間。
スリリングで、爆笑の連続で、ちょっぴり泣けるエンターテイメント自伝、堂々刊行!

田原総一朗がすべてを赤裸々に明かした、前代未聞の半生。
作家を志して挫折/ほとんどニートのダメダメ社員/日本初のAV男優に/伝説のドキュメンタリー制作の全貌/恋愛と不倫/首相を次々に退陣させたあとの絶望……

■序章 塀の上を走れ
■第一章 軍国少年
 敗戦の日/田原商店/自由画帳/黒板の占領地図/祖母の教え「運・鈍・根」/反骨の芽/軍国少年/悲惨な戦争/教師の変節/野球と相撲と缶詰と
■第二章 作家志願
 教師いじめ/ないないづくしの新制中学/弁当はお粥/行灯破り/初恋/小説を書く/生きるって何だろう/一六歳の抵抗/アジ演説/瀬戸際の田原家/作家志願
■第三章 ダメダメ社員が行く
 どんでん返し/末子と出会う/出社拒否/ダメダメ社員/雑踏のキャンパス/徒労と挫折と/さらば交通公社/タヌキ先生/サルトルと森鴎外/就職活動の失敗
■第四章 落ちこぼれ撮影助手
 五〇日でお払い箱/安保反対デモ/岩波の仲間たち/従姉と晴れて結婚/ヌーベルバーグ/構成のアルバイト/岩波映画退社
■第五章 テレビディレクター
 こんばんは21世紀/東京12チャンネル/未知への挑戦/愛よ よみがえれ/世界ドキュメンタリー会議/仕事を干される/日本1966/ゴールデン街人脈/危険なディレクター/村上節子と京都旅行/右翼と全共闘/ドキュメンタリー青春/出発/片腕の俳優/バリケードの中のジャズ/あらかじめ失われた恋人たちよ/独裁者にはなれなかった/ドキュメンタリーをつくる/映画「キャロル」の顛末/UFO事件/末子が乳ガンに/原子力戦争/虎の尾を踏んだ田中角栄/わが青春の12チャンネル
■第六章 フリーの書き手として
 発病?語句の意味がわからない/通貨マフィア戦争/断るなら、降りろ/霞が関の獅子たち/田中角栄インタビュー/尾行刑事、現る!/マイコン・ウォーズ/裏のドン/末子、天国へ
■第七章 「朝生」と「サンプロ」
 「朝まで生テレビ」誕生/「朝生」の舞台裏/出演者たち/タブーに挑む/昭和天皇論/「サンデープロジェクト」/紳助、都はるみ、高坂正堯/湾岸戦争と「サンプロ」の転換/村上節子と結婚/海部俊樹首相退陣へ/宮沢喜一首相とデスマッチ
■第八章 権力の内部へ
 激ヤセ田原はガン?/右翼との攻防/橋本龍太郎首相退陣へ/青の会/節子、乳がんに/日本一危険な番組/言葉の天才・小泉純一郎/闘病の日々/喪失の夏/首相の御意見番/不運の宰相・安倍晋三
■第九章 喜寿の遺言
■ 田原総一朗著作目録


田原 総一朗[タハラ ソウイチロウ]
著・文・その他

内容説明

「日本初のAV男優」が、首相を3人退陣させた―。驚くべき破天荒さに包まれた78年間。スリリングで、爆笑の連続で、ちょっぴり泣けるエンターテイメント自伝。

目次

序章 塀の上を走れ
第1章 軍団少年
第2章 作家志願
第3章 ダメダメ社員が行く
第4章 落ちこぼれ撮影助手
第5章 テレビディレクター
第6章 フリーの書き手として
第7章 「朝生」と「サンプロ」
第8章 権力の内部へ
第9章 喜寿の遺言

著者等紹介

田原総一朗[タハラソウイチロウ]
1934年滋賀県彦根市生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、東京12チャンネル(現・テレビ東京)を経て1977年フリーに。現在は政治・経済・メディア・コンピューター等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。テレビ朝日系で1987年より「朝まで生テレビ!」、1989年より2010年まで「サンデープロジェクト」に出演。テレビジャーナリズムの新しい地平を拓いたとして、1998年ギャラクシー賞(放送批評懇談会35周年記念城戸又一賞)を受賞した。2002年4月より母校・早稲田大学で「大隈塾」を開講、塾頭として未来のリーダーを育てるべく、学生たちの指導にあたっている。2005年4月より早稲田大学特命教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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gtn

29
ケレンなく半生を振り返っているところに好感が持てる。まだ幾分かマスコミの使命を信じているところも微笑ましい。2020/07/02

ヨータン

16
ものすごくバイタリティーがあり、ものすごく表裏のない方だなーと思いました。そして、ものすごく強運な方だとも。ハチャメチャ過ぎて問題ばかり起こしていて、仕事も何度も干されているけど、必ず最後は誰かが救ってくれるし、それに2回結婚していて、両方とも素晴らしい奥様に恵まれたし。2014/01/17

りり

11
こんなに面白い人だとは知りませんでした。とにかく正直?なのかな。変な嘘をつかない人だ。お金がないならないと言い、人妻を好きになったら付きあっちゃう(^_^;)でもヘタれなところもあるから、すぐお腹を壊す、みたいな‥。奥さんは二人とも彼を残して死ぬのがさぞかし心配だったに違いない。20世紀の人だよねー。泥くさくて、ちっともスマートじゃない。だからこそ政治家達や官僚達の本音を引き出せたんだろう。2014/12/26

ゆきんこ

6
破天荒な人生というべきだろう。怖いものなしで、政治家たちにもズケズケ言い、一目置かれている感じがする。 首相との繋がりで、小泉首相の郵政民営化の話も出てきたが首相になったときには特に民営化する必要がなかったのに引くに引けなくなり民営化に持ち込んだ。非常に残念でひどい政治改革だと思った。政治とはこのようにうごいているのだろうか。 私生活も破天荒。二度目の妻節子はとても良いパートナーだったようたが、結婚前は不倫していたのだ。 1934年生まれ。現在80歳。その年には見えないくらい元気だ。 2014/07/29

FreakyRider

5
ドキュメンタリーを作るため、米国のバーのビリヤード台の上で黒人売春婦と交わる田原総一朗。映画を撮って借金を抱えて、原稿を書きまくる田原総一朗。普通に不倫をする田原総一朗。田中角栄に差し出された茶封筒を返す田原総一朗。鬱になり閉鎖病棟に入院する田原総一朗。妻とはふたりとも乳がんで別離した田原総一朗。2017/06/23

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