ライブハウス「ロフト」青春記

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  • サイズ B6判/ページ数 301p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062177092
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

坂本龍一、山下達郎、浜田省吾、サザンオールスターズらを輩出してきた伝説のライブハウスの創始者が明かすロック界の「裏面史」!

坂本龍一、山下達郎、荒井由美、浜田省吾、サザンオールスターズ、ボウイ、スピッツ……日本のロック界のパイオニアたちを輩出してきたライブハウスの「虎の穴」が「ロフト」。その創始者が40年におよびロック界の波乱の歴史を回顧する壮大なクロニクル。歌謡曲に対するカウンターカルチャーとして、ロックが市民権を得て成長していった軌跡を、アーティストたちの素顔や、業界の生々しい実情とともに明らかにする。

プロローグ
第一章 破天荒なジャズ喫茶
第二章 ライブハウス「ロフト」の誕生
第三章 ニューミュージックの躍進
第四章 日本語ロックで悪いですか?
第五章 タモリと中島みゆきと北島三郎
第六章 サザンオールスターズの疾風
第七章 ARB,ルースターズ、アナーキー
第八章 大手資本の参入とハードコア締め出し
第九章 奇跡のボウイ2DAYS
第一〇章 ライブハウスの青春が終わる日
エピローグ

プロローグ
第一章 破天荒なジャズ喫茶
第二章 ライブハウス「ロフト」の誕生
第三章 ニューミュージックの躍進
第四章 日本語ロックで悪いですか?
第五章 タモリと中島みゆきと北島三郎
第六章 サザンオールスターズの疾風
第七章 ARB,ルースターズ、アナーキー
第八章 大手資本の参入とハードコア締め出し
第九章 奇跡のボウイ2DAYS
第一〇章 ライブハウスの青春が終わる日
エピローグ

【著者紹介】
1944年、東京都に生まれる。伝説のライブハウス「新宿ロフト」オーナー。70年安保闘争時に新左翼労働運動、反戦運動に従事する。大学を中退し、出版社勤務、即指名解雇を経て脱サラ。ウッドストックに共鳴し、1971年、千歳烏山にジャズ喫茶「烏山ロフト」を設立。翌72年、革新的ライブハウス「西荻窪ロフト」を開店する。以後、荻窪、下北沢、新宿、自由が丘に続々と「ロフト」をオープン。ロフトから巣立っていったアーティストには坂本龍一、山下達郎、荒井由美、浜田省吾、サザンオールスターズ、ボウイ、スピッツら日本ロック界の錚々たる顔ぶれが揃う。「ロフト」はロックやフォークソングを中心とするライブハウスのさきがけとなる。81年から、世界84カ国を5年間にわたり放浪。ドミニカに日本料理店を開設するが、91年に撤退し、帰国。95年にはトークライブハウス「ロフト・プラスワン」をオープンさせ、講演、執筆など、幅広く活動を続ける。

内容説明

ARB、浜田省吾、サザンオールスターズ、荒井由実、竹内まりや、BOOWY、スピッツ…日本のロック・フォーク界のスーパースターを育てた「聖地」の主が初めて語る「楽屋裏」のDREAM FANTASY―。

目次

第1章 開宴―失業、そしてジャズ喫茶を開店
第2章 飛躍―西荻窪ロフト編
第3章 追撃―荻窪ロフト編
第4章 革命―下北沢ロフト編
第5章 天下御免―新宿ロフト編vol.1
第6章 爛熟―新宿ロフト編vol.2

著者等紹介

平野悠[ヒラノユウ]
1944年8月10日、東京に生まれる。「株式会社ロフトプロジェクト」代表取締役、またの名を「ロフト席亭」。71年、ジャズ喫茶「烏山ロフト」をオープン以降、ロック・フォーク系のライブハウスを次々に開業。73年「西荻窪ロフト」、74年「荻窪ロフト」、75年「下北沢ロフト」、76年「新宿ロフト」、80年「自由が丘ロフト」(ロック居酒屋)をオープンさせたほか、76年にレコードレーベル「ビクター/ロフト・レーベル」を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ほっしー

19
日本のロック・フォーク界のスターたちを育てたライブハウス「ロフト」を生み出した著者がその歴史を回顧する形で綴った本書。著者の苦労や苦悩があったからこそ、全国各地にライブハウスがあるんだなあとしみじみ感じた。黎明期の出演陣がとにかく豪華!初めて作ったライブハウス「西荻窪ロフト」のスケジュールを見ると、坂本龍一、桑名正博、森田童子、浜田省吾など超ビッグネームが名を連ねている。他にもタモリの東京初ライブが「下北沢ロフト」、「下北沢シェルター」の誕生秘話、ある音大生に宛てた手紙など読みどころ満載!ロック好き読め!2016/06/15

majiro

5
素朴な感想になっちゃうけど、すごいなあ。若かりし頃から今まで、ずっと体当たりして生き抜いてきたような。これはさすがに真似できない。こういう人だからこそできることを、この人は、やったんだな〜。2014/12/16

MonoWaTameshi

3
80年前後に埼玉の高校生だった自分にはまだ都内のライブハウスは敷居が高かった。大学に入って年齢的にもこういった場所に出入りするのが平気になった頃、自分が聴きたいミュージシャンたちはもうライブハウスにはいなかった。小滝橋通りの新宿ロフトに一度だけ行ったことがある。1983年正月の大瀧詠一師匠のDJパーティー(ラジオの公開録音)だ。この時のゲストが佐野元春と杉真理(歌わなかったけど)、そう、ナイアガラ・トライアングルVol.2の頃だ。いやしかし想像を超えて面白かった、この本。これってもう昔話なんだよね。2012/10/25

Natsuhiko Shimanouchi

3
上京したのが84年。小滝橋通りのロフトにはよく通ったけど、平野さんの印象があまりないのは、既にロフトから平野さんの心が離れていきだしたからだったのか。文字通りロフトのというか東京のロックの青春記。2012/10/06

いのふみ

2
この時代を生きたかった。この場に居たかった。そしてサザン、山下達郎、坂本龍一、S-KEN等の正統派パンク、じゃがたら、などなどの初期の姿を観たかった。パンクの凋落も、現場では観るのは怖ろしいが、その現象には居合わせたかった。バンド、オーナー、客。みなが青春だったのだろう。2023/03/04

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