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比較で読み解く中国人とインド人

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  • サイズ B6判/ページ数 237p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062175760
  • NDC分類 319.102
  • Cコード C0036

出版社内容情報

尖閣諸島など領土問題、原発建設ラッシュ、変化する「日本観」……台頭する中国とインドの実像を、2人の専門家が読み解く――。目次
第1章
【ライバル意識】 嫌いというより無関心!? インドへの複雑な思い/チベット、国境、核…揺れる二大国関係のいま
【若者の日常】 経済発展の恩恵を受けられない若者たち/恋愛小説から読み解くインドの常識の変化
【住宅事情】 膨張する不動産バブルが若い世代の夢を打ち砕く/郊外型の居住区建設が高齢者コミュニティを育む?
【動物と社会】 富裕層が愛する“野味”で希少動物が消えていく/時として政治すら左右する牝牛信仰とは
【教育の現場】 『論語』の理想はどこへ…受験を蝕む格差と不正/英語偏重に疑問の声「私たちの言語で教育を!」
第2章
【対日感情】 豊かになった中国で生まれた日本をスルーする余裕/低下する日本のプレゼンス、頼みの綱はアニメだけ?
【対日投資】 不安が誤解を呼ぶチャイナ・マネー脅威論/EPA合意で影響を受ける意外な業界とは
第3章 対談
第4章
【領土問題】 日中両国が心しておくべき、大衆迎合外交の危険性/南シナ海の領海問題にインドが参戦する理由は?
【核戦略】 核廃絶の流れに逆行する「二弾一星」の軍事政策/核保有容認と技術支援を引き出した巧みな外交戦術
【対ASEAN】 したたかな駆け引きが続く軍冷経熱な関係/中国の脅威を利用する多元的なインド外交
【アフリカ進出】 革命で中国が直面した途上国投資のリスク/それでもアフリカを目指すインド政府の思惑とは
【チベット問題】 巨額投資による懐柔政策がチベットに効かない理由/亡命政権樹立から半世紀 高まる「反チベット」の声
第5章
【新興宗教】 政府がひそかに怖れるオカルト的な民間信仰/ニューエイジ・グルがエリート層を引きつける
【人口問題】 経済に暗い影を落とす人口ボーナスの終わり/高額な持参金の慣習が男女不均衡を加速させる
【鉄道事故】 世界を驚愕させた隠蔽はなぜ起こったのか/中国の脱線事故は決して対岸の火事ではない
【原子力発電】 原子炉の隣に高級ホテル!? こんなに怖い中国の原発建設/発電量を100倍に増やせ! 世界が狙う巨大原発市場
【自然災害】 この10年で気候が激変…中国を襲う災害は人災か/デリーの7割が消滅する!? インドに眠る時限爆弾
終章 対談

富坂 聰[トミサカ サトシ]
著・文・その他

中島 岳志[ナカジマ タケシ]
著・文・その他

内容説明

尖閣諸島など領土問題、原発建設ラッシュ、変化する「日本観」…世界人口の約4割を占める二大国家の本音を、私たちはあまりにも知らなすぎた―。日本人は彼らとどう付き合うべきか?―。

目次

第1章 変化する社会
第2章 日本をどう見ているのか
第3章 対談:競争社会に突入した人々の「心の拠り所」
第4章 したたかな外交戦略
第5章 両国が抱える未来への不安
終章 対談:日本は中国・インドとどう対峙すべきか

著者等紹介

富坂聰[トミサカサトシ]
1964年愛知県生まれ。北京大学中文系への留学後、中国関連のレポートを数多く発表。週刊誌の記者を経て、現在、中国問題を中心に活躍するフリージャーナリスト。1994年に『龍の伝人たち』(小学館)で21世紀国際ノンフィクション大賞・優秀賞を受賞

中島岳志[ナカジマタケシ]
1975年大阪府生まれ。大阪外国語大学を卒業後、京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程修了。1999年にインドを訪れ、ヒンドゥー・ナショナリストとの共同生活のなかで宗教とナショナリズムについて学究する。現在、北海道大学公共政策大学院准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

猫草

3
インド人と中国人を それぞれのテーマで比較するって!面白いに違いない!もっともっと種々雑多なテーマで続けて欲しい!2014/12/14

あまたあるほし

2
とにかく中国とインドの今を知る第一歩になる。インド外交のしたたかさには、目をみはるが、ベトナムの存在感がすごい。外交上手なのが透けて見える。ベトナム外交史をまとめた本が読みたい。2012/11/05

こーき

1
雑誌の毎月の連載記事を集めたものなので、内容はあまり深くない。一つ言えるのは中国もインドも狡猾だということだ。日本も学ぶべきだろう。2013/02/02

ちんれん

1
こんな本を待ってました。楽しい中国インド比較論。経済、社会色々な小テーマ毎に中印比較、日中、日印関係比較が書かれている。選挙を前に残念ながら右寄りな自民党が勝ちそうな中、現地のリアルな情報に接して目から鱗な点が多かった。日本のマスコミに影響受け過ぎてます。反省。2012/12/09

takao

0
ふむ2017/08/08

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