出版社内容情報
不況時こそ日本人しかできない京都式経営を任天堂、京セラ、ローム、ワコール、島津製作所、オムロン、村田製作所、日本電産、堀場製作所…他社がマネできない製品を作り圧倒的なシェアを誇る秘密に肉迫!
内容説明
景気の変化や市場構造の変化など外部環境が移ろいやすい現代において、事業経営を安定させるために最も重要なことは、他社に追随したり、他社と競争を繰り返したりすることではない。自分たちの価値観や信念を明確にして、わが道を歩むことが大切になる。そしてその秘訣が、歴史はあるが土地は狭いという京都の特殊な環境で育った企業に凝縮されている。
目次
はじめに 世界大不況のなか京都企業の業績がV字回復した理由
序章 バブル崩壊で京都の企業は
第1章 不況時こそ京都式経営
第2章 見えない資産の価値
第3章 「人財」の育て方
第4章 京都式バランス経営の秘密
第5章 京都式がまだまだ飛躍する理由
あとがき 東日本大震災を経て日本人の声望が高まった理由
著者等紹介
堀場厚[ホリバアツシ]
1948年、京都府に生まれる。堀場製作所社長。1971年、甲南大学理学部応用物理学科卒業。1975年、アメリカ・カリフォルニア大学工学部電気工学科卒業。1977年、カリフォルニア大学大学院工学部電子工学科修了。1972年、堀場製作所に入社。専務などを経て、1992年、代表取締役社長。フランス発のブランドをグローバルに展開してきた実績や、日仏両国の技術・人財を融合させる経営、試薬生産拠点の拡張による雇用創出などが評価され、フランス政府より、1998年に「国家功労章」を、2010年に「レジオン・ドヌール勲章」を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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