世の中への扉<br> 戦争を取材する―子どもたちは何を体験したのか

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世の中への扉
戦争を取材する―子どもたちは何を体験したのか

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  • サイズ B6判/ページ数 194p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062170499
  • NDC分類 K319
  • Cコード C8036

出版社内容情報

少年達の未来を信じたい!
地雷で脚を失ったアデム、ゲリラに誘拐され兵士にされたターティ、目の前で友達を殺されたアブドゥヌール……。明日をも知れぬ毎日ですが、それでもみな、一日一日を懸命に生きています。

どうして同じ人間が憎み合ったり殺し合ったりするのか、なぜ戦争がおこってしまうのか、平和のためにはどうしたらよいのか、親子で、友だち同士で話し合うきっかけになる一冊です。

[はじめに]戦争ジャーナリストという仕事
[第1章]戦争を想像してみて下さい レバノン共和国
[第2章]悪魔の兵器、地雷を知っていますか? コソボ共和国
[第3章]ゲリラで戦っていた少年たち ウガンダ共和国
[第4章]戦争のトラウマという苦しみ アルジェリア民主人民共和国
[第5章]なぜ戦争になるのでしょう イラク共和国
[第6章]難民――生きる場所を求めて アフガニスタン共和国、チェチェン共和国
[おわりに]世界の平和のために

※小学上級から

はじめに 戦争ジャーナリストという仕事
第1章 戦争を想像してみて下さい
第2章 悪魔の兵器、地雷を知っていますか?
第3章 ゲリラで戦っていた少年たち
第4章 戦争のトラウマという苦しみ
第5章 なぜ戦争になるのでしょう
第6章 難民──生きる場所を求めて
おわりに 世界の平和のために


山本 美香[ヤマモト ミカ]
著・文・その他

内容説明

どうして同じ人間が憎み合ったり殺し合ったりするのか、なぜ戦争がおこってしまうのか、平和のためにはどうしたらよいのか、親子で、友だち同士で話し合うきっかけになる一冊です。

目次

はじめに 戦争ジャーナリストという仕事―たくさんの命がひっそりと失われている
第1章 戦争を想像してみて下さい―爆弾が落ちたらどうなるの?
第2章 悪魔の兵器、地雷を知っていますか?―脚をなくした少年、地雷を探す犬
第3章 ゲリラで戦っていた少年たち―ふつうの子どもにもどりたい!
第4章 戦争のトラウマという苦しみ―友だちの死、心の傷をいやすには
第5章 なぜ戦争になるのでしょう―悪者をやっつける?
第6章 難民 生きる場所を求めて―廃墟にすむ子どもたち
おわりに 世界の平和のために―世界はつながっている

著者等紹介

山本美香[ヤマモトミカ]
ジャーナリスト。ノンフィクション作家。1967年生まれ。山梨県出身。都留文科大学卒業後、朝日ニュースターの報道記者、ディレクターとしてニュース、ドキュメンタリーを制作。1996年から独立系通信社ジャパンプレスに所属し、アフガニスタン、イラク、チェチェン、コソボ、インドネシアなど世界の紛争地を取材している。アフガニスタンを取材中の2001年、アメリカで同時多発テロ事件が発生。対テロ戦争の攻撃を受けたアフガニスタンで長期取材を続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よこしま

41
児童書です。お子さんと一緒に読まれて、戦争について話し合っていただければ。◆著者は2012年にシリアの紛争中、銃で撃たれてお亡くなりになったジャーナリスの山本さん。日本は70年、戦争をしていませんが、世界を視ると戦争や紛争が絶え間なくおきています。◆核や戦闘機みたいな高い武器だけではありません。安く作られる地雷が東南アジアから中東、アフリカなどに沢山埋めれてます。注意しても歩いて大怪我をしてしまう恐怖。なくなった脚なのに痛みを感じる苦しさ。◆一度戦争がはじまると止まりません。だから読んでほしいです。2015/08/15

いっせい

32
先に読んだ「奇跡の本屋をつくりたい」という本の中で、著者が“中学生に読んで欲しい一冊”に挙げていた一作です。正義という大義のもとで世界各地で繰り広げられる戦禍のもとで、庶民、子ども達がいかに深く傷つき、悲しみ、苦しんでいるのか?現地に足を踏み入れ、取材したからこそ分かる実態が生々しく記録されています。我が子と同年齢の幼い子どもが、人が殺される現場を目の当たりにしたり、反対に少年兵となって人を殺される立場になったり・・。胸がえぐられるような思いがしました。惜しくもシリアで銃弾に倒れた著者ですが→2018/12/14

mizshnami

31
圧倒的な取材力、そして子どもたちへの優しい眼差し。筆者の誠実さ一途さがひしひしと伝わってくる。若い世代に戦争をどのように伝えるかは、我々大人達に課せられている。本書から初めて知ったこともあるが、自分がいかに曖昧に理解していたことも思い知らされた。国・地域の解説もとてもわかりやすく、写真も効果的に挿入されている。教科書にもなりうる良書。2014/07/19

ヒデミン@もも

31
銃弾に倒れた山本美香さんだとは知らずに娘が借りてきた。ググってみたら知りたくない話しがたくさんあって、少し嫌な気分。事実はどうであれこの著作を読むと山本美香さんの思考、人柄が忍ばれる。2014/01/12

けんとまん1007

31
子どもたちを巻き添えにしてしまう戦争という現実。一方で直接関わる人たち(指導層)の現実との距離が大きくなってもいる。端的なのがピンポイント爆撃という嘘。それでも、戦争を是とする輩の何と多いことか。この本は、小学生向けに書かれているようではあるが、大人も読むべきだ。それにしても、人間とは愚かな面も持っているものだと再認識せざるを得ない。そして、この中に登場する地雷探知犬の凄さ。人は、他の動物達の力を借りないとやっていけないのだということ。そして、著者のジャーナリストとしての存在意義。深い本だ。2011/10/09

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