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ナマコ

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784062166553
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

旅と食い物にこだわり抜いた、私ナマコ小説作家である私は、新宿の居酒屋店主とともに北海道の漁師を訪ねた。ひょんな事から3人は、ナマコを巡って香港へ渡る。何やら怪しげな男たちが待ち受けていた。

内容説明

生ビールをこよなく愛する作家は、ただ者ではない雰囲気をかもし出す新宿の居酒屋店主と、うまい食材を求めて北海道から国際都市・香港へ乗り込む。そこで待ち受けていた怪しい男たちと、ナマコをめぐる激しい戦いが!?北から南へナマコをめぐるあやしい人々。うまいもの目当ての旅が思わぬスリリングな展開に。食材と旅のオモシロ小説。

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年生まれ。作家。「本の雑誌」編集長。写真家、映画監督の顔も持ち、幅広く活躍する。’89年に『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、’90年に『アド・バード』で日本SF大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takeapple

15
なんでナマコなんて本書いたんだろう?って妻が言うから、椎名誠の中にナマコがいるからだって答えたら妙に納得していた。『モヤシ』は痛風予防の為にモヤシを栽培するところから始まったから、またそうなのかと思ったらそう言う訳ではなかった。北海道や香港まで行ってナマコの取材というか行ってみた話で面白かった。小田さんのモデルになった太田トクヤさんの池林房に行ってこよう。2018/07/18

みるくるみ

8
もやしも良いけど、なまこもなかなか良い!椎名さんが行きつけの居酒屋店主小田さんとコンブを仕入れにはるばる北海道まで旅立った。だが、そこで出会ったのは中国で高級料理として重宝されるなまこだった…!その後本場中国にも招待されちゃうんだからスゴイ(椎名さんと小田さんはなまこ漁師でもないのにちゃっかり便乗)。正直なまこを食すのはそんなに好きじゃないけれど、不思議な姿形はわりと好き(笑)椎名さんが美味しいと唸った赤ボヤを調べたらなかなかグロテスクなお姿で最初に食べた人ってチャレンジャーだなあと思った2014/07/19

うめけろ

7
これは、予想外に面白かったです。いつもの、ファンだけが楽しめるようなだらだらとしたエッセイかと思いきや、小説のような展開があっていつもと違う味わいでした。しかも、タイトル通りの「ナマコ」だけのエッセイとは!ナマコだけでこんなエッセイが書けるのは日本中どこを探してもシーナさんしかいないでしょうね。2013/04/22

ヨリヨリ

7
しいナマコと、なるほど!(^^)!面白い旅が続きますね^^ 2013/04/19

山男777

6
子供の頃荒磯の海浜に住んだことがある。近所に住む漁師さんのナマコ本体細い長い腸不純物を出すのが骨が折れるもの。「コノワタ」という、頂いて食したことを思い出した。2014/03/03

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