きみが外科医になる日

日本から外科医がいなくなることを憂い行動する会【編】

講談社（2010/11発売）

• サイズ B6判／ページ数 221p／高さ 19cm
• 商品コード 9784062165761
• NDC分類 494
• Cコード C0047

目次

第１章　「世界の王を支える外科医」―医療対談・王貞治×北島政樹
第２章　明日の手術の担い手たち（「今日だけは、私も外科医だ」；これが外科医の仕事場だ；臨床研修の現場から；若手外科医インタビュー）
第３章　名医からのメッセージ（門田守人―国立大学法人大阪大学理事・副学長；兼松隆之―長崎大学大学院移植・消化器外科教授；中尾昭公―名古屋大学大学院医学系研究科消化器外科学教授；山口俊晴―癌研有明病院副院長・消化器外科部長　ほか）
第４章　外科医を取り巻く社会環境
第５章　近未来の外科医療（低侵襲化への挑戦；注目される手術支援ロボット）

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Humbaba]

少なくとも日本においては、外科医になることに金銭的なメリットは殆ど無い。しかし、外科医の仕事は医者の中でもハードな部分が多く、リスクも大きい。損得だけで考えれば、他の道を選んだほうが得であることは否定出来ない。魅力をしっかりと伝えなければ、外科医になろうと思う人はどんどん少なくなり、多くの人が困る事態が起こりかねない。

2014/04/01