野蛮人の図書室

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野蛮人の図書室

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062162791
  • NDC分類 019.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

馬鹿でも野蛮人でも教養が身につく読書術。
『野蛮人のテーブルマナー』でおなじみ佐藤優さんが、簡単に教養らしきものを身につけたい前向きなサラリーマンにむけて、人生を豊かにする本の数々をセレクト。

内容説明

何者かに騙されないで生きるために。大人になるための必要十分な「教養」が身につく画期的ブックガイド。

目次

第1章 人生を豊かにする書棚(意味のある読書とは何か―著者と対話しながら、自分の頭で考えることを繰り返そう;猫が教える「信頼関係」―仕事を大切にし、家庭を大切にする猫のような人は信頼できる ほか)
第2章 日本という国がわかる書棚(「労働と余暇」を考える―資本主義体制では、カネになることだけが正しい;格差の本質を知る―新自由主義政策がもたらした地獄絵を正直に提示すべきだ ほか)
第3章 世界情勢がわかる書棚(新自由主義の欠陥―世界的規模で貧困問題をもたらした「悪魔のシステム」の正体;「恐慌」と「戦争」―アメリカにとって戦争は公共事業の一種である ほか)
第4章 頭脳を鍛える談話室(“新帝国主義時代”だからこそ「琉球王国」に学べ(池上永一(作家)
佐藤優)
島原の乱に散った農民たちの死に様に、格差社会を生き抜く知恵がある(飯嶋和一(作家)
佐藤優) ほか)

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
1960年生まれ。元外務事務官。作家。1985年、外務省入省。ロシア大使館、国際情報局分析第一課などで情報活動に従事し、「外務省のラスプーチン」の異名をとる。2002年5月に背任容疑で逮捕、2009年6月上告棄却され有罪確定(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

91
週刊プレイボーイに連載されたものらしいです。若い男性向きの「知」をつけるための本を紹介してくれています。ただ4~5ページで終わっていて若干物足りなさが残ります。その分は実際に本を読めということなのでしょう。対比が面白い組み合わせもあって私の読んでいない本もあるので、そこは参考になりました。2015/08/16

みき

43
圧倒的な読書量を誇る佐藤優さんの本の紹介本。それだけで買う価値がある。読みたい本が加速度的に増えること請け合いです。2011年頃書かれた本なので1部の情報はかなり陳腐化している印象。しかし時間を経るごとに情報的価値が上がっていくように思える箇所もあり、やはり良質な読書は必要なことなんだなと。佐藤優さんの国際政治についての意見は疑問を持たざるを得ないが、もしかしたら論理ではない世の中になってきているのではないかと。個人的には面と向かって本を読むべきだと主張する佐藤優さんのような人がもっと出てきて欲しいですね2022/10/07

ヒデミン@もも

41
佐藤優さん、やはり只者ではない。佐藤さんは教養が高過ぎて、この本を読んでも野蛮人から教養人になれそうもないけれど。一章の「人生を豊かにする書棚」で紹介された小説はほとんど読了済。が、佐藤さんの解説がすご過ぎて、読んでいない本も読んだ気になってしまった。「草食系男子への教え」「学歴に振り回されないために」「猫が教える信頼関係」等など土れも納得。そして戦争の史実は情緒的な小説ではなくて乾いた研究書で学ぶこと。2015/08/30

再び読書

32
この人の読書量と知識は計り知れない。それをこの様な本でアドバイスしてくれるのは、大変ありがたい。ただし、吸収出来るかはなかなかハードルが高い。でも何冊かは自分が呼んだ小説も紹介されていたので、少し嬉しく思った。これを、どれだけの政治家が考え学んでいるかは定かでは無い。宇宙人ハトボウが呼んだ本に佐藤氏の著作が入っていたのですが、総理の頃は本当に読んで理解しました?と聞きたくなるような気がする。買って彼のなかではゴールしたように思えてならない。2020/08/01

へロム

23
一つのテーマで2冊ずつ本を紹介している。例えば「意味のある読書とは何か」ていうテーマで『ぼくらの頭脳の鍛え方』と『打ちのめされるようなすごい本』の2冊など、全部で57のテーマで約100冊の本を取り上げている。内容的には小説より実用、経済、政治などが多い。要は野蛮人を脱し、教養人になるための道案内の本です。2012/08/31

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