sex

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  • サイズ B6判/ページ数 236p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062161503
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

これまでで、もっともセクシーな石田衣良。
夜の住宅街で恋人と。学校の図書館で同級生と。入院中の病室で親しい女たちと。セックスのうみだす限りない快楽と幸福感を、どこまでもリアルに描く12の物語。

内容説明

セックスは、なぜこれほど美しいのだろう?美しく、やらしく、かわいくて、涙がでる。性のさまざまな極みを、鮮やかに描く12のストーリーズ。

著者等紹介

石田衣良[イシダイラ]
1960年東京生まれ。1997年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN』(新潮社)で直木賞、2006年『眠れぬ真珠』(新潮社)で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mitei

311
著者が官能小説を書いたのにはまず驚いた。中身は短編でいろんなカップルのことが描かれていて刺激的だった。2016/07/07

優希

104
美しさと醜さと、様々な性が描かれています。肉体的快楽と精神的快楽を求め、男女は性に明け暮れる。セックスを切り口にし、恋愛や男女の関係を繊細に描いているのがたまらなく刺激的で色気がありました。セックスが正解で唯一の世界なのだと思わされます。でも、そこにしか世界はないのだとしたら、それはそれで縛られた狭さのような気がしました。2016/10/08

青蓮

66
タイトル通り、性をテーマにした12編。性行為って原始的な、非常に人間らしい行為だと思います。悲しさも、愛しさも、スリルや冒険も、感動もある。こんなに多彩な感情を味わえるのはなかなか他にないと思います。石田さんがおっしゃる通り、だからセックスは面白くて、どんな時代にも様々な形で表現されてきたんだと思います。性とは生きること、そのもののようにも思えます。性をテーマにした作品で今度は女性が書いた作品を読んでみたいです。2013/09/02

takaC

64
「あとがき」が一番良かった。が、しかし、"性を正面からきちんとあつかってみたかった"と書かれていたものの、"あつかってみた"はともかく、"きちんと"度はあまり感じ取れなかった。『sex II』も含めて、数読むうちに見えてくるという仕組みならばひとまず納得。2010/12/04

nyanco

35
序盤は、なかなかエロティックで雰囲気もありますが、どうしても官能小説…って感じがしてしまう。本に、文章にこそエロスを感じる少年と少女という設定は面白いのですが、彼女たちの行為は…う~んいただけません。中盤は、ややだらけた感じ…。白い夢は石田さんのお得意のバージョン。二階の夜…、これは書いちゃダメです、吐き気がします。最後は美しく締めようとされた純花ですが、やや意図的すぎて…。あとがきに書かれている石田さんの志は解るのですが、短編なだけに薄っぺさがあって残念でした。 2010/04/11

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