出版社内容情報
ドラマ『宿命 1969-2010』の続編。
弁護士となった有川崇に義父から衆院選の出馬要請が。「父vs子」「姉vs妹」血の戦いが始まる。ドラマ『宿命 1969-2010』の原作続編、早くも刊行!
内容説明
政権交代を賭けた衆議院選挙。不遇をかこつ元大蔵官僚・有川崇はついに出馬を決意する。野党最大の目玉候補として。自分を飼い殺しにした義父への「刺客」として。閨閥は真っ二つに割れ、憎しみをぶつけ合う。「平成の華麗なる一族」を描く欲望と権力のドラマ、過熱。
著者等紹介
楡周平[ニレシュウヘイ]
昭和32年生まれ。米国系企業に勤務中の平成8年に書いた『Cの福音』が三十万部を越えるベストセラーとなり、翌年から作家業に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
うののささら
86
日本を崩壊させた民主党政権誕生の話。サブプライムローンにより世界経済が崩壊に向かうなかマスゴミによる印象操作で民主党待望論が作られたていく。愛国的な優秀な政治家には言葉尻をとらえバカにし日頃の行動を悪意をもって報じていいことは報じない。中国に利益になる石破河野のような政治家を持ち上げる。全然変わってないなマスゴミ。断片だけ切るとりそれがすべてと報じるマスゴミの思う壷になってしまった。民主党圧勝により党本部のボードにならぶ赤い薔薇は中国の国旗のようで不気味だった。日本が崩壊する悪夢の時代に突入していく。2021/09/15
ユザキ部長
70
ついに告白の日がきた。逞しくなった。強くなった。自分の、自分たちの成さねばならぬ事を強く宣言する。ついに夢の一歩を手に入れた。次作はないのか?気になる。2020/08/29
背古巣
43
題名からもっとドロドロした内容と思って覚悟して読んだ。私、ドロドロ系はあまり好きじゃないんで。ところがドッコイ!面白かった。(いつもの芸のない感想)和裕とうさんかっこよかった。絶対に知られたはならない三奈の過去が明らかにされ、透になじられた時の言葉。それで家族が一つになった。2018/02/07
いくら
31
最高に面白いのに、ボリュームが少なくて残念。血戦とはいいながらも今後の壮絶な闘いのほんの序章に過ぎず、もっと凄い山場を迎えることになるのか。希望だけど。いろんな猛者、強者が出てくるけど、今んとこ尚子が一番。2014/07/14
Syo
26
なるほどぉ いいねぇ2022/07/22