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酒中日記

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  • サイズ B6判/ページ数 250p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062160469
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

今最も目が離せない、お値打ちのエッセイ集。
ツボちゃんが飲み歩けば、旨いものと「おお、そうだったのか」がもれなくついてくる。酒中日記の本家『小説現代』で好評連載中、面白くてバカうまな日々を綴る。

内容説明

酒があってこそ出会いがある。とにかく毎日飲み歩くから、人が人を呼び、いろんなことがつながってくる。これはただのエッセイではない。

目次

二〇〇六年十一月某日~二〇〇七年十二月三十一日(「酒中日記」は『小説現代』のオリジナル連載です;二月の終わりはパーティーの季節;イキ君は太いシガーを十五分ですいきった ほか)
二〇〇八年一月十六日~二〇〇九年一月一日(九年振りでまた亀和田武さんの誕生日に夜を共に過している;伊集院静先生あの時私が脂汗をかいていたのは理由があります;白鵬・朝青龍の横綱相星決戦の時;ボノちゃんは靖国神社の奉納プロレスに出ていた ほか)
二〇〇九年一月十七日~十月三十日(酒を飲まなくても酒中にいる;私は文壇パーティーの終焉の見届け人なのだろうか;国会中継よりもオレは琴榎本の幕下初土俵が見たいんだ! ほか)

著者等紹介

坪内祐三[ツボウチユウゾウ]
1958年、東京生まれ。早稲田大学文学部卒。「東京人」の編集者を経て執筆活動に入る。2001年、『慶応三年生まれ七人の旋毛曲り』で講談社エッセイ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かずぼう

16
著者の普段を記録した何の変哲もない酒日記だが、なぜか読み進ませる。本当によく飲み食いしている~肝臓は大丈夫なのかなと思う、大体3軒くらいはハシゴ酒、酒種と酒量、ツマミは詳細に記録されていらっしゃる。正直言って、サラリーマンにはとても真似できない生き方。著者の事が気になって調べてみたら、2020年1月にお亡くなりになっているんですね、心不全で。享年62歳。普通の人の一生分以上は、飲み食いされたのではないかな、こういう生き方もありか。いやでも真似しろと言われても、まずお金がついていかないな。2021/07/26

緋莢

4
ある時は、今一番活気ある文壇バー「猫目」で飲み、ある時は神保町の改札で大江健三郎(らしき人)を目撃する。深夜、なかなかタクシーがつかまらない事に景気が良くなったからか?と考え、道を知らないタクシー運転手に怒りを覚える。飲んで食べ、作家や評論家、編集者たちと楽しく語らう飲み歩き日記。2013/08/21

プライドオブウラワ

3
飲んで飲んで飲みまくっている坪内祐三さん。お身体大丈夫なんでしょうか。心配してしまいますが、ハシゴする坪内さんのこの日記が読めなくなるのはツライので、休肝日をもうけつつ続けて欲しいクルージングであります。2010/03/01

みつひめ

2
装丁が、「ダ・カーポ」連載をまとめた『酒日誌』と同じ版型でカバーの柄も似たようなものなので、読み始めるまで、出版社を引っ越したことを失念。というか「小説現代」に連載が引っ越していたことすら、知らなかった…。この世知辛い時代に、他社の雰囲気をそのまま引き継いだ装丁で出してくれた講談社に、あっぱれ!を進呈したい。内容には、もちろん大満足。「文庫本を狙え!」「読書日記」に続くご長寿連載になることを願う!!2010/03/27

shushu

1
こんなに飲み歩いて大丈夫?と思ったが、日付見たら、別に毎日飲み歩いているわけではなかった。当たり前か。2015/02/23

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