新宿遊牧民

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  • サイズ B6判/ページ数 429p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062157742
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

作家、居酒屋店主、広告マン、編集者、カメラマン。新宿の星空の下に集まった、むやみに熱い男たちの記録。輝けるバカたちの物語。

著者等紹介

椎名誠[シイナマコト]
1944年生まれ。作家。「本の雑誌」編集長。写真家、映画監督の顔も持ち、幅広く活躍する。’89年に『犬の系譜』(講談社文庫)で吉川英治文学新人賞、’90年に『アド・バード』(集英社文庫)で日本SF大賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥

57
「実録シーナマコトと愉快な仲間たち」という内容でした。椎名さんの実録小説は、「哀愁の町に霧が降るのだ」や「本の雑誌血風録」などありますが、そのダイジェスト版みたいな感じ。彼が物書きとして活動はじめてからの30年余りが綴られます。シーナワールドのメンバーがこの時に知り合ったのね、なんてのがわかってシーナファンには面白いかもしれないが、それ以外の人はそれぞれの話を読んだ方が数倍面白いので、そちらをお薦めします。それにしてもシーナさんって、ガキ大将がそのまま大人になった人ですね。★★★2013/11/16

林 一歩

25
基本的に「腹割った友達は作らない主義」の身からすると、椎名氏を取り巻く人々の強固な繋がりは鬱陶しく思えるのだが、反面羨ましくもある。一人だけでもそんな友人がいたらば、セカンドライフも楽しく生きていけるんだろうけど…。2015/09/23

ぐうぐう

19
『哀愁の町に霧が降るのだ』から始まり、『新橋烏森口青春篇』『銀座のカラス』『本の雑誌血風録』『新宿熱風どかどか団』へと続く自伝的小説、もしくは哀愁の町系統、あるいは沢山のバカいっぱい小川小説の、いまのところ一番新しい作品。シリーズも巻を重ねる毎に、どんどんゆるくなっているのがおかしい。本作『新宿遊牧民』は、もはや小説とは呼べない、エッセイのようなゆるさだ。でも、それがいい。椎名誠が昔を懐かしみながら、愉快な仲間を愛で、俺は今でも本気で遊んでいるか?と自問しながら書いている気がする。(つづく)2014/07/02

れんこ

18
椎名誠さんの本を読むのは何年振りだろう、と思いながらそのころと同じように一気読み。 2015/05/04

よっしー

11
★3 椎名誠の生き方は、大人が憧れるな。でもものすごい著作、仕事も大変なんだと感じる。2017/05/08

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