• ポイントキャンペーン

己惚れの砦

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 309p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062157070
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

武士は負け様、死に様が肝心。他人の罪を被り、流人となって2年。元公用人・物集女蔵人は、命がけで島を抜け、江戸に舞い戻る。かつての主君・水野忠邦の過ちをただし、その本懐を遂げさせるために。武士の熱い魂を描く、書き下ろし本格時代小説。

著者等紹介

中路啓太[ナカジケイタ]
1968年、東京生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程を単位取得の上、退学。『火ノ児の剣』で、第1回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞して作家デビューを果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おおきなかぶ

3
今回も、中路啓太さんは読ませてくれました。外れが無いですね。与十郎が永昌寺に戻った所、安が金の箱諸共、トンズラしていれば、愉快なオチにも変わりそう。水野忠邦の屋敷に投石したり、屋敷から出て来る忠邦に怒号を浴びせようと待ち構えている庶民に、今回の朴槿恵大統領罷免決定に泣き叫んで喜んでいる市民の姿が重なりました。2017/03/12

助福猫

0
30点2015/10/30

助福猫2

0
図借30点2015/10/30

misao2662

0
水野忠邦の天保の改革の裏話みたいなもの。内容的には、少し解りづらかったかなあ。作者は武士という者を言いたかった?2012/12/28

田舎っぺ狸

0
武士というものは全く役に立たないもので当然に消えていくものであるということを丁寧にえがいている作品である。与十郎がすきだなあ。彼のように人生を斜に構えながら必死に生きている庶民が好きだ。2012/10/16

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/251162
  • ご注意事項