• ポイントキャンペーン

独りぼっち飯島愛36年の軌跡

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 205p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062155298
  • NDC分類 779.9
  • Cコード C0095

内容説明

2008年12月24日のクリスマスイブ。たった独りで自室で亡くなっているのが見つかった飯島愛。両親との確執、家出、アダルトビデオへの出演、芸能界入り…。波瀾万丈だっただけではない、狂おしいほど愛を求め、自分にできることを探し続けた。「アラフォー」「婚活」「おひとりさま」…。独りで生きることと向き合うすべての人に、等身大の彼女を届けたい―。

目次

第1章 亀戸を捨てた少女
第2章 親友が見届けた“転身”
第3章 「なんとなく運だけで…」
第4章 プロ意識の目覚め
第5章 ベストセラーでも埋まらない空虚
第6章 誰も気づくことのないメッセージ
第7章 子どもを産むということ
第8章 「愛」と「松恵」

著者等紹介

豊田正義[トヨダマサヨシ]
ノンフィクションライター。1966(昭和41)年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業後に渡米し、ニューヨークの日系誌記者を経てフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

澤水月

14
北九州家族殲滅事件「消された一家」を書いた豊田氏著! 雑誌連載チラ見してたが当時気付かず。共演した平口広美は「最悪」、チョコボール向井は「最高」と相反する印象の証言も並べ掲載。モト冬樹、美輪明宏!、故人著のプラトニック…で変名になっていた親友らにも話を聞く。感情移入しすぎず、無闇に故人を持ち上げも貶めもしない姿勢に好感。同工異曲書より足で取材される(拒絶されるも最愛の不倫相手に当たるのは驚き)。豊田氏経歴はジェンダー、DV、支配欲などに取り組んでいる模様、AV出と差別を受け続けた故人にそっと寄り添っている2013/01/18

hamham

12
彼女の孤独の発端は両親だ。彼女は勉強で良い成績をとり両親に誉められたがったが、両親は決して彼女を誉めなかった。16歳で家を出て、水商売、AV、タレントとステージを変えても彼女の孤独は変わらず、男に金を貢ぐことで愛を表現しようとした。それは幼少期テストの点で親の関心を買おうとしていた姿と同じだ。彼女はペットが嫌いだった。淋しさを紛らわすための動物に、不倫関係の愛人の自分を重ねたのだろう。彼女は子供が嫌いだった。自分が子供を持っても「母親はAV出」と虐められるのを恐れていた。そして淋しいままで死んでいった。2015/08/28

いっちゃん

12
彼女は全然独りぼっちでも、孤独でもなかったと思うけどなぁ。こんなタイトルひどいな。何でも話せる友人だってちゃんといた。一週間くらい連絡ないなんて大人やもん、普通やん。家族だって、独り暮らしの娘にそんな頻繁に連絡しないよ?なのに、孤独死孤独死って、いったい何人の独り暮らしの人がすぐにみつけてくれるのかってききたいくらい。頑張ってた彼女に味方したい感じ2014/05/03

tan_keikei

6
アダルトビデオから芸能界へ転身し、時代の寵児となった飯島愛が抱えた圧倒的な寂しさと空虚を理解し、寄り添う筆者のスタンスにやさしさを感じる。元AV女優という十字架を背負った故人へ向ける温かいまなざしは、虐げられた側に寄り添うこの著者ならではだろう。2013/04/10

kera1019

5
飯島愛が多くの人に愛される理由はわかるけど『あたし、飯島愛さんの「ブラトニック•セックス」を読んでAV女優になったんです。』と言う女の子が出てくんねんけど、何で(・・?) …そんな事になんの?ダビィンチ・コードが隠されてたん?2012/12/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/373240
  • ご注意事項