ねこの根子さん

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  • サイズ B6判/ページ数 132p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062154857
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

内容説明

「これからは、ぼくの家のねこだよ。」ミャウミャウ。「どうぞよろしくおねがいします。」根子さんは、とても礼儀正しく、あいさつをしました。こうして、根子さんの物語がはじまりました―。

著者等紹介

あさのあつこ[アサノアツコ]
1954年、岡山県に生まれる。青山学院大学文学部卒業。『バッテリー』(教育画劇)で第35回野間児童文芸賞受賞。日本児童文学者協会会員、全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人

安孫子三和[アビコミワ]
宮城県在住。1983年、別冊ララ『ロマンティストな虹たち』(白泉社)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ままこ

28
あさのさんの優しいお話に、我孫子さんの可愛らしい挿絵が良く合っている児童書。子猫の頃に圭介くんに拾われた根子さんは綺麗で賢くて頼りになる。事件が起きた時の根子さんの活躍はすごかった。このお話に登場する根子さんや犬のエヒメくん、子猫のトコロテンは以前あさのさんが飼っていた猫や犬がモデルだそうです。とても愛情をもって書かれてたと思います。2017/02/20

神城冥†

25
タイトルと表紙に惹かれて。イラストが可愛いなぁ〜と思ったら、みかん絵日記の漫画描いてた人だった。根子さんは凄く賢い。圭介君も凄く可愛い。運命の出逢い。エヒメ君はちょっとドジで情けない(笑)面白かった。2015/05/14

こりんご

23
初あさの作品です。「ねこの根子さん」の物語は文字の多い絵本と言う感じで小学校低学年でも充分読めそうな文章でしたが、これは文字ではなく全部安孫子さんの漫画として読めたらもっとおもしろかったかもなぁ・・・なんて気がしました。ホンワカした部分もありつつ、根子さんを始めトコロテンやエヒメくんが石島家の一員になる前の話は大人でもドキリとしますね。大げさかもしれませんが、命を考えるきっかけになるかもしれません。もし自分にねこ語がわかる能力があれば、根子さんのような綺麗で賢くて強い猫と話してみたいですね。2013/02/16

ぶんこ

21
気高い猫の根子さんが主人公。大らかなお父さん、明るいお母さん、動物好きの優しい小3の圭介君と赤ちゃんの4人家族です。 そして根子さん、犬のエヒメ、赤ちゃん猫のトコロテン。 犬の性格設定に疑問があるものの、典型的な幸せ家族に、泥棒が! 根子さんが必殺引っ掻き技でやっつけます。 頭がよくて気高い根子さんも、エヒメもトコロテンも捨てられたのを、助けられた者達。 優しい家族に、拾われて本当に良かったね。 2014/05/11

花林糖

18
(図書館本)図書館でタイトルに惹かれて手に取ったら安孫子三和さんの絵で、これは絶対に可愛いお話と思っていたら、とても可愛らしく優しいお話でした。美人な根子さんが素敵すぎます。後輩犬がエヒメ、後輩猫がトコロテンと名前も面白いです。エヒメ君がとってもいい味出ています。2019/10/26

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