人生2割がちょうどいい

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  • サイズ B6判/ページ数 279p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062154376
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0095

内容説明

受験、浪人、学校生活、恋、友情、文学、スポーツ、停学、父破産、就職、転職、失業、起業、結婚、離婚、子育て、アル中、禁煙、CM作り、執筆活動、アメフット、仕事探しに、シアワセ探しに、自分探し。同じ高校の釜の飯を喰った名CMプランナーと名コラムニストが、数々の「人生の諸問題」と、その対処法について語ります。

目次

陰気な青春をどう過ごせばいいですか?―「文体模写」と「他人日記」と「柿」と
2浪しても受からない、と言われたら?―「受験」と「恋愛」と「デニーズ」と
親が破産した時、子の取るべき道は?―「体育祭」と「停学処分」と「男の子」と
頭金なしでも家は買えますか?―「ルール」と「法哲学」と「アメリカ」と
会社に適応できずに悩んでいます。―「息子」と「宴会芸」と『君が代』と
“天職”を見つけるためには何が必要ですか?―「パパ社長」と「自分探し」と『プロジェクトX』と
会議で議論を深めるべきですか?―「ワイドショー」と「資格」と「怒れる男」と
年収100万円でも生きていけますか?―「夢」と「離婚」と「セカンドライフ」と
このまま定年を迎えていいのでしょうか?―「初恋」と「藤沢周平」と『こゝろ』と
リーダーにならないと生き残れませんか?―「クオーターバック」と「天秤打法」と「自営業」と
アル中です。人生に復帰できるでしょうか?―「幻聴」と「アル中」と「禁煙」と
仕事で成功しないとダメですか?―「ワーカホリック」と「家庭」と「広告」と
報われるために必要な要素は何ですか?―「詩人」と「ウェブ」と「著作権」、そして「人生2割」と

著者等紹介

岡康道[オカヤスミチ]
クリエイティブ・ディレクター、CMプランナー。1956年佐賀県に生まれ、東京で育つ。’80年、早稲田大学法学部卒業後、電通に入社。CMプランナーとしてサントリー「BOSS」「南アルプスの天然水」、JR東日本「その先の日本へ。」など、時代を代表するキャンペーンを手がける。’97年、JAAAクリエーター・オブ・ザ・イヤー受賞。’99年にクリエイティブ・エージェンシー「TUGBOAT」を川口清勝、多田琢、麻生哲朗とともに設立。主なクライアントに、資生堂、全日本空輸(ANA)、富士通、大和証券、富士ゼロックス、湖池屋、朝日新聞社、NTTぷらら、シチズン、大和ハウス、富士フイルムなど。TCC最高賞、ADC賞、ACCグランプリ賞、ニューヨークADC賞、クリオ賞など受賞多数。TCC会員、ニューヨークADC会員

小田嶋隆[オダジマタカシ]
1956年東京都に生まれ、北区赤羽で育つ。’80年、早稲田大学教育学部卒業後、食品メーカーに入社。8ヵ月で退社後、小学校事務員見習い、ラジオ局ADなどを経てテクニカルライターとなり、現在はコラムニストとして活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おさむ

31
小田嶋、岡対談シリーズ第1弾。10年前の本だけど、言ってること基本変わってないなあ。「一生懸命になるな。無理な努力はかえって危険。不運だってネタにしてしまえば乗り越えられる。色々あるけど、人生2割でやっていけばちょうどいい」「きちんと生きるということより、生き延びるということがまず大前提」「ゲームを楽しめ、という言葉はキリスト教ではベストを尽くせという含意」「仕事は面白くないから金をもらえる。そんなもん面白くてどうする」‥。ちと説教くさく感じる時もあるが、自分もオヤジになったから共感の方が多いかな笑。2019/09/12

阿部義彦

12
小田嶋隆さんと小石川高校の親友で電通から独立した広告業の岡康道さんとの生き方対談を読み物として編集した変わった形の本。本音炸裂で痛快でした。高校時代の悪事から結婚後の生活、仕事、生き方等などがしゃべり言葉で書かれてます。 小田嶋「13歳のハローワークみたいな自分の転職を探そうよ、夢を育てようよ、みたいな変なブームがいけない。職業は食う為にあるんでね。」 岡「しかも転職すると大体は収入からして落ちて行くね。」楽しく自己実現出来る職業なんて、ロックミュージシャンとかレアケース。しかもロックは99%貧乏。2016/10/29

teddy11015544

8
4回目の再読。あっという間にお二人とも亡くなられてしまった。信じられません。同世代なのに。2022/07/09

teddy11015544

6
三回目の読書だったんだな。人間一日24時間あるけど、確かにきちんとなにか生産的なことが考えられるのはせいぜい数時間。とすれば2割以下だわ。2020/04/09

オールド・ボリシェビク

5
2019年に読んだものの再読。コラムニストの小田島氏と、CMプランナーで多くの賞を獲得した岡康道氏は都立小石川高校の同級生だそうだ。高校の思い出から、仕事や現在に至る「人生の諸問題」を語りつくす。いやだと思うことはやらない。二人に通底しているのはこの心構えである。「そうは言っても」とはならない。そこにブレはない。「人生2割がちょうどいい」。この本のタイトルに同意するものだが、ふたりとも、鬼籍に入られてしまった。あちらで高校時代のバカ話をしているのだろうか。 2024/03/08

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