出版社内容情報
ハゲタカ・鷲津雅彦が中国巨大資本と激突!
アカマ自動車包囲網が絞られるなか、後継社長をめぐる内紛が勃発し、さらなる窮地に。日本のフラッグシップは中国に買われてしまうのか。大人気シリーズ最新刊！
内容説明
若き買収王・賀一華を先鋒に、仕掛けられるＴＯＢ。次々と繰り出される揺さぶり。翻弄され、崖っぷちに追いつめられたアカマ自動車は、最後の希望として、日本の破壊者と呼ばれたハゲタカ・鷲津が「白馬の騎士」となることを切望する。中国に乗るか。日本を守るか。はたして日本を守る価値はあるのか？リアルに描かれる「今日にも起こりうる危機」、そして予想を超える奇策！人気シリーズ最高傑作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおる
23
スケールが大きすぎて頭にあまり入らないまま読了。でも頑張ってハゲタカシリーズを読み終えたい。2018/12/07
達ちゃん
22
読み応えありましたが、最後何だかよくわからなくなってしまった^^;2016/03/26
ジェンダー
21
中国の自社ブランドの自動車、アメリカビックスリーの疲弊、日本の技術、うまい事組み合わせてたのはすごいと思いました。さらにそれぞれの思惑、人間関係など、ハゲタカもそうだけど描くのがうまいと思いました。金融用語の説明もあり、あっという間に読んでいました。2013/03/19
おのちん
13
★★★★★：再読したが変わらず抜群に面白かった。鷲津の「道義です」、古屋の「決断に悩む時は、三日悩むといい。最初の一日は、自分の考えを肯定して悩み、二日目は、徹底的に否定してみる。そして、最後の日は、その二つをぶつける。そこまで悩んだ決断には、結果が自ずとついてくるもの」、そしてサムの「恐怖の正体を見つめる勇気を、持つことだと思いますね。得体が知れないから怖いんです。ならば正体を暴く勇気を持って対抗するしかないです。」に色々とと刺激を受けた。2022/04/09
kotte
13
企業買収の世界で生きる人々はものすごいパワーです。また、情報戦を戦う術も身につけているうえ、状況に応じた適切な判断を下すこともできます。生きている世界が違うスーパーマンのような感じですが、現実にもこのような人々が存在するんでしょうね。上下巻、最初から最後まで飽きることなく読める面白い本でした。2017/01/09
