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しまった!―「失敗の心理」を科学する

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062153935
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0098

内容説明

人間は「まちがい」を防ぐことができるのだろうか?豊富な事例で人的ミスのメカニズムを徹底解明。

目次

はじめに なぜ私たちは「まちがう」のか?それは…
見ていても見えているとはかぎらない
人はみな「意味」を探す
点と点を結びつける
楽観的に見過ぎる
タスク飽和―ガムを噛みながら歩けても、ほかに大したことはできない
フレーミング―ああ勘ちがい
スキム
きれい好き
男は先に撃つ
みんな自分は人並み以上だと思う
頭より先に手が動く
人は自制しない
「思ったほど」隣の芝生は青くない

著者等紹介

ハリナン,ジョゼフ・T.[ハリナン,ジョゼフT.][Hallinan,Joseph T.]
元ウォールストリート・ジャーナル記者。ハーヴァード大学元特別研究員。医療過誤をテーマとした一連の調査報道でピュリッツァー賞受賞歴あり。シカゴ在住

栗原百代[クリハラモモヨ]
早稲田大学第一文学部卒。東京学芸大学教育学修士修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かわ

8
心理学系は"分かるわ〜" "私のこと?"ってなるから楽しい。 病院の容器が同じなのに濃さが違うとかも怖すぎる。 要はそのまま飲めるカルピスと希釈用のが同じ容器でラベルの(希釈用)が書いてあるかで判断しないといけないという感じよね。そりゃヒューマンエラー起こりますわ。 事故の90%は人為的ミス。人間は失敗から学べる生き物なのに自尊心が邪魔して失敗だと認めないということも。 「ユーザーフレンドリー全史」でも肝冷え失敗事案が見れるのでおすすめです( ˙꒳​˙ )2022/01/21

_apojun_

7
図書館本。人間が犯す様々なバリエーションのミスについて、その原因を科学的に分析しているという本。 ミスの引き合いとして出されている例には、「それ、ほんと?」と思うようなものもあるが、大体はなるほどと思わされる説明がされている。 例も豊富だし非常に読みやすくてすいすいと読めてしまうのだが、それが逆に一つ一つの解説が記憶に残らない、という状況。実際、読了直後だというのに、すでにほぼ内容を忘れてしまっている・・・2021/03/06

サンノート

7
人は失敗する生き物だ。人の失敗例について多種多様なケースを学べる。人は必ず間違える、間違えない人間などいない。だから間違える理由を学んでミスを減らそうという本。人の盲点を知っているかどうかはミスを防ぐ上で大きいかもしれない。だが人間の機能的な盲点からくるミスは気をつけていても100パーセント防ぐのは難しいだろう。極力減らす、という観点で学びたい。2015/11/29

ロンロン

7
ローンを勧める通知書に女性の写真を載せるだけで、利率を五ポイント下げたのと同じ効果が期待できる…消費者金融の広告を恐い男性に変更したらと考えたら、いかに「外見の重要性」が宣伝では大切なのだなと思った。2013/04/19

サラダ

6
著者は元ウォールストリート・ジャーナルの記者です。様々な失敗事例や、人が陥りやすいバイアスの数々が紹介されています。そして失敗から学んで成功をした事例を元に、失敗を少なくする方法が述べられています。「自信過剰、マルチタスク、習慣に囚われる、自分に都合のよいように記憶を改変してしまう、睡眠不足」などがミスの原因となります。2019/02/19

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