内容説明
百年に一度の構造変化、テクノロジーショック、加速するフラット化、デフレの恐怖、日本人の過剰貯蓄、人民元の切り上げ、などすべてを日本を代表する経済学者が解き明かす。
目次
序章 世界経済の底が見えない
第1章 なぜ金融危機が起きたのか
第2章 これは世界大恐慌の再来なのか
第3章 苦悩する中国はどうなるのか
第4章 日本経済―変わる風景
第5章 「次」への挑戦
著者等紹介
伊藤元重[イトウモトシゲ]
1951年生まれ。東京大学経済学部卒。ロチェスター大学Ph.D.。専攻は国際経済学、流通論。96年より東京大学大学院経済学研究科教授。2006年2月より総合研究開発機構(NIRA)理事長。エコノミストとして世界を舞台に幅広い分野で活動を展開。ビジネスの現場を取材し、生きた経済をわかりやすく解き明かす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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HALI_HALI
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・「中国は有毒物質が入った製品を米国に輸出し、米国は有毒になりうる国債を中国に輸出している」(中国と米国の関係を表した比喩) ・レートは対ドルだけでは不十分。実効レート(全通貨の平均)を見るべし。 ・75歳以上の日本の医療費は防衛費の倍 ・アジア全体で食料問題に取り組む 2013/02/15
alek
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わかり易い内容だが、それでいて新たな視点が入った。2011/03/31
denken
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偉い人がわかりやすく書いてくれるのは非常にありがたい。2010/07/25
Voces Intimae
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日本の問題点と解決策を簡単に提示している。もっと緻密にあらゆる批判を考慮したバージョンも書いて欲しいと思う本。
AZALEA
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★★★★2009/08/03