内容説明
読んでグッとくる９人の感動物語。経済不況のなか、あきらめなかった個性派店長たちの生き様とは。
目次
はじめに 新しい成功のモデル
１ 癒し空間を創出する２２歳、元ヤン
２ バブル時のモデル、波瀾万丈を辿る
３ こだわり職人にやってきた２度目の青春
４ 地場産業復興に賭ける意地とプライド
５ ネットで２０億円を売る男が目指す革命
６ アラフォー・シングルマザーの決断
７ 創業９０年、老舗三代目の一大勝負
８ 弟の遺志を継いだ姉の格闘
９ ドロップアウトから登りつめた栄光
おわりに 幸せって何だろう
著者等紹介
上阪徹［ウエサカトオル］
１９６６年、兵庫県生まれ。８９年、早稲田大学商学部卒。アパレルメーカーのワールドに入社。その後、リクルートグループに転じ、主に大企業のリクルーティング広告の企画制作に携わる。９５年よりフリー。以後、ライターとしてさまざまなメディアでインタビュー記事などを執筆する（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シラヌイ
2
元不良、元モデル、主婦だったり、家族を亡くした人だったり。あるきっかけで「楽天」でネットショップを開いたふつうの人たちの普通じゃない半生記。店主たちそれぞれの情熱や常識は、これまでのリアル店舗では確実に「非常識」であるものばかりかもしれない。だからこそ、ネットでそれを実現した彼らの語る言葉は不思議とギラギラしている。たまたま読んだけど、なかなか面白かった。みん波乱万丈！2010/06/07
an
0
★★★★☆かなり興味深く読んだ。「お客さんに喜んでもらいたい」という気持ちや「仕事に集中しているときの仕事が面白い」という気持ちが凄く共感した。生き方、考え方で、何でもできると感じた。2016/12/05
JJ
0
売っているものはバラバラなのに、そこには確かな共通点がある。彼らは口を揃えて言う。「お客様に喜んでもらいたい」と。2010/03/13
ぱんぷきん
0
楽天市場で成功した経営者たちの物語。上阪徹氏の著作に底の浅さのようなものを感じ始めていたが、結局のところ取材対象が魅力的であれば浅さは感じないのだと実感。それぞれの経営者、事業にドラマがあって、惹きこまれてしまった。一店の記事を読むごとにネットで現在どうなっているか確認しながらページをまくった。少なくとも一世を風靡した店ばかりだけに今も営業されている店が多いが、中には債務超過になったり、今は別の仕事をされている方がいたりと栄枯盛衰を感じる部分も。ただ、間違いなく皆商売を楽しんでいて、活力を分けてもらえた。2020/05/01
