内容説明
戦後60年余、国民をミスリードしてきた古代史学界の誤りを正す。今解き明かす日本誕生、空白の200年。
目次
序章 ゆがめられた日本の古代史
第1章 卑弥呼=天照大神―これだけの根拠
第2章 畿内大和朝廷による全国統一
第3章 歴史から存在を消された天皇たち
第4章 抹殺された仲哀天皇の復権
第5章 古代日本の女帝・神功皇后
第6章 中国の王朝からみた古代倭国と朝鮮
終章 「邪馬台国=畿内」の根拠
著者等紹介
大平裕[オオヒラヒロシ]
1939年生まれ。東京都出身。東京教育大学附属高校より慶應義塾大学法学部政治学科へ進み、62年古河電気工業(株)に入社。同社海外事業部第一営業部長、監査役、常任監査役を経て2001年退社。現在は(株)大平事務所、(株)朋インターナショナル(アミノ酸製造販売)、(財)太平正芳記念財団の代表を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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mimm
2
発行が比較的新しいので、情報も新しい感じ?中国・韓国の歴史書も使用。邪馬台国=畿内説を支持し、卑弥呼=天照天神として論じている。また架空の人物ともされた天皇を、存在したと論述しているが、疑問だった寿命の長さはここで納得。こういう本読む度、他国の王様の墓を調べようとするより自国の古墳とか調べればいいのに・・・と思う。怒られそうだけど。2011/01/24
Nobfunky
1
「正解」とは自信満々。卑弥呼が天照大神というのも大胆な指摘。この春に旅行した高千穂峡は確かに神秘的であった。2019/03/30