出版社内容情報
ライシャワー側近が明かす戦後史の新証言
第二次大戦後の勝者と敗者という関係を、対等で尊敬し合える日米関係に変えようとしたライシャワーの奮闘を通じて見えてくる昭和史を新たな公開資料等から描く。
ジョージ・アール・パッカード[ジョージ アール パッカード]
著・文・その他
森山 尚美[モリヤマ ナオミ]
翻訳
内容説明
宣教師の息子として日本に生まれ育ち、大戦中は米陸軍将校として暗号解読・翻訳者の養成に従事。戦後の、天皇制の下での占領政策に影響を与え、民主国家・日本を演出。駐日大使として沖縄返還、日韓・日中関係の改善にも尽力した学者の数奇な生涯を追う。
目次
日本に生まれて「ボーン・イン・ジャパン」
日本は「月の裏側」だった
円仁の足跡を訪ねて
戦争に向き合った学者
「ラージ・アイデア」の時代
トラジディを乗り越えて あらたな船出
白羽の矢が立つ「そこまで言うなら、やってみろ」
光り輝いたひととき
空が暗くなる
ハード・ランディング
河口に近づく
著者等紹介
パッカード,ジョージ・R.[パッカード,ジョージR.][Packard,George R.]
1932年、米国フィラデルフィア生まれ。プリンストン大学卒業後、米国情報部員として1956年に初来日し、東京大学に留学。タフツ大学フレッチャー外交大学院で博士号取得。63~65年、ライシャワー駐日大使の特別補佐官を務める。その後、『ニューズウィーク』誌ワシントン特派員(65~67年)、『フィラデルフィア・ブレティン』紙編集長(68~75年)、76年には上院議員選挙に出馬。ウッドロー・ウィルソン国際センター副所長(76~79年)、ジョンズ・ホプキンス大学高等国際問題研究大学院(SAIS)長(79~93年)、新潟の国際大学学長(94~98年)などを歴任し、98年より米日財団の理事長
森山尚美[モリヤマナオミ]
翻訳家。1947年生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。日本NCR、ウォルト・ディズニー・プロダクションズ勤務を経てフリー。実務翻訳のスペシャリストとして活動する傍ら、ジャーナリズム関係や外国人の目に映る日本にかんする論文等の翻訳に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
メルセ・ひすい
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