出版社内容情報
これが日本を若返らせる画期的処方箋だ! 「品格」を叫ぶ年長者こそ富を後世に継承するという歴史的使命を忘れた品格亡き者ではないのか。既得権世代を退場させて真の革命を実現する新論客の壮絶な対論!
内容説明
経済大停滞、年金崩壊、格差の二極化、貧困化する地方…問題の本質は「若者の所得を収奪する団塊世代」である。日本の指導層がひた隠す「不都合な真実」を40代経営者が抉る。
目次
品格ブームの胡散臭さ
パワーとマネーを若者に移譲せよ
インセンティブ・デザインを導入せよ
人間の意欲を摘み取る国
法学部支配社会でいいのか
「ダメな国」と認識したほうが未来を描ける
政府は「理想的家族像」を押しつけるな
人口構成デザインはもっとも重要な政治テーマだ
国民一人ひとりの国際競争力が問われる
自律反転の時はいつ来るか
日本を「知的集約立国」に転換せよ
著者等紹介
冨山和彦[トヤマカズヒコ]
株式会社経営共創基盤代表取締役CEO。1960年生まれ。84年司法試験合格。85年東京大学法学部卒業。92年スタンフォード大学経営学修士(MBA)および公共経営課程修了。ボストンコンサルティンググループを経て、86年コーポレイトディレクション社設立に参画、2001年に代表取締役社長に就任。03年、同年設立された産業再生機構の代表取締役専務兼業務執行最高責任者に就任。07年、産業再生機構解散後の4月に経営共創基盤を設立、代表取締役CEOに就任する。郵政民営化委員会委員、財務省財政投融資に関する基本問題検討会委員、経済産業省産業構造審議会小委員会委員、経済財政諮問会議「構造変化と日本経済」専門調査会委員、規制改革会議委員などを歴任
松本大[マツモトオオキ]
マネックスグループ株式会社代表取締役社長CEO、マネックス証券株式会社代表取締役社長CEO。1963年生まれ。87年東京大学法学部卒業。ソロモン・ブラザーズ・アジア証券会社を経て、ゴールドマン・サックス証券会社に入社、94年に30歳で当時同社最年少のジェネラル・パートナー(共同経営者)となる。99年、ソニーとの共同出資でマネックス証券を設立、2004年に日興ビーンズ証券との経営統合を果たし、マネックス・ビーンズ・ホールディングス株式会社(現マネックスグループ)を設立、代表取締役社長CEOに就任する。金融審議会専門委員、日本証券業協会証券戦略会議委員、東京証券取引所市場運営委員会委員、経済財政諮問会議専門調査会委員などを歴任。08年6月、東京証券取引所グループおよび東京証券取引所、新生銀行の各社外取締役に就任した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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