内容説明
この国にはいったい何百兆円のカネが隠されているのか！？「埋蔵金」「日銀の政策変更」「公務員制度改革」で日本は必ず復活する。
目次
序章 「日本は財政危機」の嘘
第１章 財務省「増税キャンペーン」の陰謀
第２章 埋蔵金を巡る政官の攻防
第３章 埋蔵金の全貌
第４章 増税の前に行うべき税制改革
第５章 日本が甦る金融政策
第６章 官僚帝国の逆襲
第７章 官僚内閣制の脅威
終章 道州制で変わる日本の財政
著者等紹介
高橋洋一［タカハシヨウイチ］
１９５５年、東京都に生まれる。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士（政策研究）。１９８０年、大蔵省（現・財務省）入省。理財局資金企画室長、米プリンストン大学客員研究員、国土交通省国土計画局特別調整課長、内閣府参事官（経済財政諮問会議特命室）などを歴任したあと、２００６年から内閣参事官。２００８年より東洋大学教授。「小泉・竹中改革」の司令塔として、「郵政民営化」「道路公団民営化」「政策金融機関一本化」「公務員制度改革」を実現。２００７年には財務省が隠す国民の富「埋蔵金」を公表し、一躍、脚光を浴びる。著書にはベストセラーになり山本七平賞を受賞した『さらば財務省！』（講談社）などがある（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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mazda
8
タイトルの通りですね。日銀にお金を刷らせることがそんなに嫌なのかな…、と思うのは私だけでしょうか？2021/08/21
小鈴
4
集中して著者の本を読むと繰り返しが多いが、読んでおいて損は無い。電車通勤では単行本は物理的に重いという方には『この金融政策が日本経済を救う』がオススメ。著者が置き引きで捕まったのは、本当に悔やまれるｗ2009/07/07
かりん
3
5：国益ではなく省益のために働く官僚たち…悲しくなります。財政政策よりも金融政策。粗債務は834兆円、純債務は約300兆円。財政再建の打順：①デフレ脱却、②政府資産の圧縮、③歳出削減、④制度改革、⑤増税。経済成長率が上がれば、財政再建ができない？ 官僚内閣制。母屋でお粥、離れですき焼き。国際金融のトリレンマ：固定相場、独立した金融政策、自由な資本移動。完全に民営化。JT株。消費税を年金財源に→地方分権阻止。ピグー税。日銀の独立性。2009/01/11
k_jizo
2
★民主の前の自民、リーマン前の話なのであまり役にたたなかったが、埋蔵金や各省庁や天下りの構図はよくわかった。2014/08/10
しゅんのすけ
1
福田康夫内閣の末期（平成20年）に書かれた本で、流石に時代を感じさせるが、財務省や日本銀行の行動原理など、今読んでも参考になる内容もある。ただ、著者の他作品との重複も多い。2015/03/28
