超「超」整理法―知的生産力を飛躍的に拡大させるセオリー

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  • サイズ B6判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062149488
  • NDC分類 007.5
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「超」整理法から15年。ついにミリオンセラーを書き直すときがきた!

新時代をリードする最強ノウハウ

――情報を整理する必要はなくなった。なぜなら検索できるから!
時間をかけず、コストもかけず、努力もせずに、誰でもすぐに構築できる。
そんな夢のデジタルオフィスは私たちの手の中にあった!
さらに広がる情報格差化社会で、最も有用な情報を得るための近道は“検索の方法”である。

今この時代に、何を問い、どんな答えを見い出すのか。
「整理は分類」という伝統的な考えを覆し、「時間軸検索」という新しい発想から整理法を提案した『「超」整理法』の著者が説く、新時代の仕事法。

序論 『「超」整理法』を書き直す時がきた
第I部 デジタル・オフィスの作り方
第1章 Gメール 革命
1.Gメールのどこが革命的なのか?
2.人名をキーとしてメールを読む
3.メールのストックを活用する
4.合理的な仕事のシステムを作ろう
第2章 デジタル・オフィスはオンライン
1.なぜオンラインがよいのか?
2.個人データをオンライン格納
3.近づくクラウド・コンピューティング
4.グーグル・フォビアを克服できるか?
第3章 紙との共存
1.現実的になったデジタル・オフィス
2.ワーキングファイルの扱い
3.「神様ファイル」の扱い
4.「みんなの協力」が不可欠
第II部 IT時代の知の技法
第4章 検索を制するものは知を制す
1.なぜ検索の方法論が必要なのか
2.検索で難しいのは何か?
3.具体的にはどうすればよいか
4.有用なデータはどこにあるか
5.自分のデータの検索
第5章 検索は知のスタイルを変える
1.検索を使えば目的に直接到達できる
2.百科事典とミシュランの思想
3.プッシュの受け手から積極的なプルへ
4.新しい知の時代における勉強法と教育法
5.新しい時代が求める専門家はどのような人か?
第6章 新しい時代における知的作業の本質は何か?
1.知的作業の核心である三つの作業
2.具体的にはどうすればよいのか
第7章 新しい知的生産技術
1.みんなで作る知の体系
2.コンピュータは知的作業を代行できるか?
第III部 知の産業革命
第8章 日本で知の産業革命が起きるか?
1.知的奴隷が使えれば、知の産業革命は起こらない
2.搾取されている若い知的労働者
3.知の産業革命を起こす主体は知的労働者


野口 悠紀雄[ノグチ ユキオ]
著・文・その他

内容説明

「超」整理法から15年。ついに、ミリオンセラーを書きなおすときがきた!もはや、情報を「整理」する必要はなくなった!新時代に対応する最強ノウハウ。

目次

序論 『「超」整理法』を書き直す時がきた
第1部 デジタル・オフィスの作り方(Gメール革命;デジタル・オフィスはオンライン;紙との共存)
第2部 IT時代の知の技法(検索を制するものは知を制す;検索は知のスタイルを変える;新しい時代における知的作業の本質は何か?;新しい知的生産技術)
第3部 知の産業革命(日本で知の産業革命が起きるか?)

著者等紹介

野口悠紀雄[ノグチユキオ]
1940年東京生まれ。東京大学工学部卒、エール大学Ph.D.(経済学博士号)取得。大蔵省、一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。専門はファイナンス理論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

星空の挑戦者

8
野口氏の本に新しい発見はなかったが、あいかわらずコラムは面白い。 世界で一番多くの本を書いた男は200,000冊。フィリップ・パーカー教授のオンデマンド印刷だが、これは凄い。これだけでも読む価値あり。2010/10/21

がっち

6
前半はgmailがどんだけ使えるかという話。ただここまではよくあるものだが、後半の知的生産力がとても大事である。ここの話はこれから先も必要となっていく部分であり、ここが野口氏の核といってもよい部分である。A2011/08/18

星空の挑戦者

4
個人的にGmailは信用できない。クラウドといっても雲の上にあるわけでなく治外法権の場所にメールが保管されているわけで、何が起こっても文句言えないではないか。中国とグーグルの件もそんなことが原因では。ところで野口氏の著書は本文よりコラムの方がおもしろい。今回も本題と大きく外れているが小ヒット多数。 しかしこんな本より学者はもっと学者らしい本書いてや。2010/04/04

Humbaba

4
googleを信用すれば仕事効率は飛躍的に上昇する。全てオンライン上に残しておき、それを整理せずに必要に応じて検索して利用する。2009/03/29

茶幸才斎

3
Gメールに蓄積される送受信メールは、その強力な検索機能といい、無料で6GBも使える大容量といい、さながら個人用データベースだ。グーグルのWeb検索の活用ともあいまって、いまや情報は「分類するな、検索せよ」がIT時代の知的生産のキモだな。ただし、検索は手段であって、大事なのは問題を設定し、仮設を立て、検証して解決モデルを示す能力だ。と云っている本。筆者の凄いところは、変化を知覚する鋭敏な皮膚感覚と、その価値を見極める眼力である。私なんか、昨今DXのXをトランスなんとかと読ませられることに、まず躓いてしまう。2021/06/30

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