「地球温暖化」論に騙されるな!

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  • サイズ B6判/ページ数 189p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062147217
  • NDC分類 519
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「二酸化炭素犯人説」を真っ向論破スル!全世界が「温暖化狂想曲」に踊る中、実はCO2は原因ではなく、地球はむしろ寒冷化に向かっているという真実を豊富なデータを元に詳説。世界観が変わる衝撃の書。

内容説明

ベストセラー『不都合な真実』が封印した「真理」。二酸化炭素犯人説を完膚無きまでに論破する衝撃の書。

目次

第1章 地球は温暖化狂騒曲(センセーショナルな『不都合な真実』;不安をあおる環境省のパンフレット ほか)
第2章 二酸化炭素犯人説の崩壊(温暖化の「結果」で二酸化炭素が増加;太陽の活動は黒点でわかる ほか)
第3章 寒冷化は確実にやってくる(現代は氷河期の中の間氷期;本当の恐怖は寒冷化 ほか)
第4章 本当の危機は何か(細分化の後は学際融合の時代;気候変動研究に必要な要素 ほか)
第5章 人類の知恵と未来(科学と宗教の本質;戦略なき日本は縮んでいく ほか)

著者等紹介

丸山茂徳[マルヤマシゲノリ]
1949年徳島県生まれ。徳島大学卒業後、金沢大学、名古屋大学で学び、米スタンフォード大学などを経て89年に東京大学助教授。93年より東京工業大学大学院理工学研究科教授に。地質学者で専攻は地球惑星科学。地球のマントル全体の動き(対流運動)に関する新理論を打ち立てて学界に衝撃を与え、日本地質学会論文賞、紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

89
何とも刺激的なタイトルだが、いわゆるトンデモ本ではありません。丸山先生は東工大教授時代にプリューム・テクトニクスを提唱された傑出した地質学者。しかしCO2の温室効果を原因とする 「地球温暖化」は世界に認められた(とされている)定説。その常識に基づいてCO2排出削減に関する国際的取り決めがなされ、科学と政治が密接に結びついている。しかし最近のIPCC(気候変動に関する政府間パネル)の評価報告書を見てもCO2の温室効果ガスとしての地球温暖化との関連の論理的説明ははっきりせず議論はその先に行ってる。⇒2024/01/03

Masataka Sakai

3
あえて古い著書を読んでみる。 この人ぶれてない2021/10/09

2
6年ぶりに再読。奇しくも安倍さんが首相でしたか? すっかり変わり、地震で原発止まり本当に時の流れを感じます。 今年の夏も暑かったな~。台風とか豪雨や竜巻想定外が多くなり過ぎ? 台風過ぎてもう初冬?秋と春がどんどん短くなったな~2013/10/20

日和見菌

2
本人が学際的な視点を大事にしているからか、専門用語も少なく、わかりやすかったです。寒冷化と政治的なつながりについてはすっごい興味ある。2010/10/21

おじまふみひこ

1
地球の気候変動に作用するファクターとして太陽活動や宇宙線・地球磁場と雲量の関係、歳差運動による太陽光の偏りなどがあることが分かった。それらと比べると温室効果ガスの寄与は単純に見積もれば相当に小さいはずだということも理解した。温室効果の寄与がどうしてあそこまで大きく見積もられるのかという理由が分かると、正のフィードバックばかり強調し、負のフィードバックを過小に評価したあまりにも乱暴な仮定に拠った計算で国際政治が動いていることが分かり、呆れてモノが言えなくなる。2011/12/09

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