出版社内容情報
大人気作家ジョイント小説。
獄本野ばら、角田光代、唯野未歩子、井上荒野、江國香織、現代最高の作家が同じひとつの小説を描くコラボレーション企画、伝説のミュージシャンと女たちの愛の物語。
内容説明
カリスマバンド「ガーゼ・スキン・ノイローゼ」のボーカリストJOYと出会った5人の女たち。80年代から現在まで、5人の小説家が描いた時代と恋―ライブハウスの大音響を愛する風俗嬢、JOYのために必死にやせる女子高生、80年代に憧れ父親を探す17歳、不倫の恋に悩む「なんちゃって女子高生」、弟との密接すぎる関係を経験した女―「復活ライブ」までに明かされる女たちの事情とは。
著者等紹介
嶽本野ばら[タケモトノバラ]
京都生まれ。2000年『ミシン』で小説家デビュー
角田光代[カクタミツヨ]
神奈川県生まれ。1990年「幸福な遊戯」で海燕新人文学賞を受賞してデビュー。1996年『まどろむ夜のUFO』で野間文芸新人賞、98年『ぼくはきみのおにいさん』で坪田譲治文学賞、2003年『空中庭園』で婦人公論文芸賞、05年『対岸の彼女』で直木賞、06年「ロック母」で川端康成文学賞、07年『八日目の蝉』で中央公論文芸賞を受賞
唯野未歩子[タダノミアコ]
東京都生まれ。1997年「フレンチドレッシング」で女優デビュー。同作品で毎日映画コンクール・スポニチグランプリ新人賞を受賞。2006年長編劇映画の監督デビュー作「三年身篭る」で高崎映画祭若手監督グランプリを受賞。同名の小説で小説家としてもデビューを果たす
井上荒野[イノウエアレノ]
東京都生まれ。1989年「わたしのヌレエフ」でフェミナ賞、2004年『潤一』で島清恋愛文学賞を受賞
江國香織[エクニカオリ]
東京都生れ。1989年「409ラドクリフ」でフェミナ賞、92年『こうばしい日々』で坪田譲治文学賞、『きらきらひかる』で紫式部文学賞、99年『ぼくの小鳥ちゃん』で路傍の石文学賞、2002年『泳ぐのに、安全でも適切でもありません』で山本周五郎賞、04年『号泣する準備はできていた』で直木賞、07年『がらくた』で島清恋愛文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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