目次
プロローグ 首都進出
1 負けず嫌い
2 対メーカー
3 「価格がすべて」
4 系列販売店と家電量販店
5 広島死闘篇
6 なんばのLABI1
7 ヘルパー問題
8 松下電器とヤマダ電機
9 コンプライアンス
エピローグ 誰のための激安なのか
著者等紹介
立石泰則[タテイシヤスノリ]
1950年、福岡県北九州市生まれ。中央大学大学院法学研究科修士課程修了。『週刊文春』記者などを経て、88年に独立。現在、ノンフィクション作家・ジャーナリスト。93年に『覇者の誤算 日米コンピュータ戦争の40年(上・下)』(日本経済新聞社)で第15回講談社ノンフィクション賞を受賞。2000年に『魔術師三原脩と西鉄ライオンズ』(文藝春秋)で99年度ミズノスポーツライター賞最優秀賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Humbaba
7
ヤマダ電機の激安商品はたしかに安い.しかし,それはすべての商品が安いということを意味しているわけではない.そうであるにも関わらずヤマダ電機といえば安いという印象を持たれているのは,戦略として成功したとも言える.2011/11/08
luther0801
6
▼ヤマダ電機がソフトバンクの出資を受入れ、かつ46店舗閉店、とのニュースを受け再読。▼悪意を持ってるかのような論調はともかく、「価格第一」で突き進んで来たのがわかる。広島の失敗、大阪の不調など。▼15/03期業況:売上1.7兆円(前年1.9兆円)、当期利益93億円(同187億円)▼もはや安くても買わない。価格指向ならネットで良い。そして、その結果はダイエーが歴史で示した通り。▼パナソニックの「販売チャネルは時代で替わるウチは上手く合わせるだけ。いまはヤマダとは良い関係なので利用する」は怖い。さすが松下商法2015/05/26
貧家ピー
2
群馬県からスタートした会社だとは知らなかった。LABI = LIFE, ABILITY, SUPLY。成功モデルは永遠ではない、という事。2010/04/29
須永
1
ヤマダ電機のことを恣意的に悪く書いている感じが強い2012/09/23
まち
1
書いた人は、ヤマダ電機をそれほど評価していないのが読み取れる。2011/08/31