イサナ 龍宮の闘いへ

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784062143097
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8093

出版社内容情報

たつみや章が描く海洋冒険とロマンのシリーズ 第2章
シャチの化身――不知火のきさきを討つため、いよいよ船出の時が近づく!

不知火のきみはきさきに殺されたと知り、息子ヒコナは仇討ちに燃える。しかし、神通力の源の宝の珠を借りに有明のきみの宮へ向かった船は、つぎつぎと敵に襲われ、イサナとクレ、そして綿津見一族の男たちも闘いの渦にまきこまれていく……。はるかな昔、神とともに生きる海の民と、不知火海を支配する龍一族を巡る海洋冒険ファンタジー終章。

たつみや 章[タツミヤ ショウ]
著・文・その他

東 逸子[アズマ イツコ]
著・文・その他

内容説明

不知火のきみはきさきに殺されたと知り、息子ヒコナは仇討ちに燃える。しかし、神通力の源の宝の珠を借りに有明のきみの宮へ向かった船は、つぎつぎと敵に襲われ、イサナとクレ、そして綿津見一族の男たちも闘いの渦にまきこまれていく…。はるかな昔、神とともに生きる海の民と、不知火海を支配する龍一族を巡る海洋冒険ファンタジー終章。

著者等紹介

たつみや章[タツミヤショウ]
1954年生まれ。明治大学文学部史学地理学科卒。1991年、『ぼくの・稲荷山戦記』で講談社児童文学新人賞を受賞してデビュー。『水の伝説』で1996年度の産経児童出版文化賞JR賞を受賞。『月神の統べる森で』(講談社)で、1999年度の野間児童文芸賞を受賞する。熊本県在住

東逸子[アズマイツコ]
佐賀県生まれ。東京芸術大学デザイン科卒。エッチングでイラストレーターとしてのスタートを切る。以後、ドローイング、造形などでも独自の世界を開拓する。神奈川県在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

びっぐすとん

18
図書館本。いよいよヒコナとイサナが敵シャチと対決。ちょいちょい挟まれるヒコナとイサナのやり取りがコメディタッチで可笑しい。人と神様が近かった、生と死が隣り合わせで繋がっていた時代のお話。人も自然の一部で、自然を神ととらえ、神と対話していた時代はきっと本当に神様も見えたのかもしれない。イサナとクレの仲がもっと進展すると思ったんだけどな。イサナが荒波を越え、クレの母国へ旅する話も読みたかったな。それにしても東さんの挿絵が素敵過ぎる。ハニワ顔の日本人からは程遠いけど。2020/12/09

メル

6
私好みの本で、上巻に引き続き面白かった。海底で闘うところは迫力があってよかった。イサナは巫女だからだけど、神様と会話すんの簡単すぎない?(笑)クレはイサナのこと好きだし、イサナもクレのことが好きなやつに嫉妬してるから二人が結ばれるのも時間の問題かな…?どちらにしろイサナはきっと夢を叶えて船頭になるんだろうなぁと思う。この巻で終わるのは悲しいので続きが読んでみたいです。2016/12/16

こいし

4
かなり面白かったです!でもイサナのその後が読みたい…一つ分かるのは、イサナはやっぱり誰とも結婚しないんじゃないかなーということ。ヒコナがイサナと手を繋いで話してて、得意げに笑ったりしていて、この二人はすごい良いパートナーになるんじゃないかなぁとも思うんですけど(^^)仲間がやられていってしまうのがすごく悲しかってけど、最後にはみんな笑って胸を張って黄泉に旅立って行けて良かったと思いました。泣いちゃいそうでしたね…やっぱり、たつみや章さん、続きを書いて下さいませんか…面白かった!2015/08/29

み~くま

4
美しい竜神たちと、恐ろしい死霊。これだけなら、とても怖くて子供には読めない物語になってしまいそうですが、主人公の少女イサナの存在が物語り全体を優しい光で包んでくれているような気がします。無事に闘いが終結したことは嬉しいけれど・・・まだこの物語の登場人物たちとお別れするのは心残りです。たつみや先生、ぜひイサナの物語をまた書いてください☆2009/02/20

灰音

3
イサナシリーズ二作目!! この巻から物語が前作より怒濤の展開。。 味方もかくさんだけど、敵もたくさん。。 恋愛があるようでないような感じもとても好きだし、何より終わり方が絵本を読んでいるようでとても引き付けられた。 わりと前のほんだけど、三作目出ればいいのにな…ととても思いました。2022/03/20

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