ポケットいっぱいの外国語

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  • サイズ B6判/ページ数 158p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784062141956
  • NDC分類 804
  • Cコード C0095

内容説明

英語、ロシア語、ウクライナ語、ベラルーシ語、チェコ語、リトアニア語…楽しくなければ上達しない、上達しなくても楽しい。「にぎやかな外国語」への招待。

目次

1 英語の世界 世界の英語(英語学習者の心理分析;「体育会系英語」と「文系英語」;間違いにもいろいろある;クイズを一つ;大学英語も使いよう;英語の嫌いなナオキ君へ;わーるど・いんぐりっしず;わたしが大学教師を辞めたワケ)
2 外国語あれもこれも(鏡の国の外国語;ロシア語はふつうです!;ウクライナ語の「火酒」;ベラルーシ語とロシア語の不思議な関係;リトアニア語の夏休み;言語の秘める力;スラヴ「モツ煮込み」考;多言語なボサノヴァ;通訳はつらいよ;辞書を選ぶときに;明治大正露語辞典事情;にぎやかな言語学;純血主義者と原理主義者;モスクワ、シベリア;ポケットに外国語を)

著者等紹介

黒田龍之助[クロダリュウノスケ]
1964年東京都生まれ。上智大学卒業。東京大学大学院修了。東京工業大学助教授、明治大学理工学部助教授等を経て、現在はフリーランス語学教師。専攻は言語学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

350
黒田龍之助先生の外国語に関するエッセイの1冊。ご本人曰く「エッセイみたいな文体で、論文みたいな内容を」ということで、篇中のいくつかは「論文のつもりで書いた」のだそう。黒田氏は相変わらず極めて軽やかに手強い外国語(今回の中ではリトアニア語)の習得に励んでおられるようだ。そして、さりげなく私たち読者にロシア語学習を勧誘することも忘れていない。キリル文字は見慣れないだけで実はなかなかに楽しいものであると。「ロシア語のかたち」と「ロシア語のしくみ」を読めば、最初の難関は突破できるとのこと。ううむ…。2021/10/30

Tonex

32
『ロシア語のかたち』『ロシア語のしくみ』の著者による語学エッセイ。▼語学上達の秘訣は、少ない教材を徹底的に学習すること。英語は情報が多すぎるのが不幸。 2016/06/23

ヨータン

12
資格試験やビジネスのためでもなく、単位取得のためでもなく、純粋に語学を勉強する楽しみを教えてくれるこの本は、読んでいて心からワクワクします。2022/04/05

AKIKO-WILL

6
黒田先生に英語を学生の頃に教わっていたらもっと早く言語学の楽しさを知っていたかも!と思うほど著者の言語学を語るこの本は、面白いです。英語も良いけど他の言語を学ぶことでもっと視野が広がると感じます。短いスパンで学ぶよりも一生涯学ぶことが大事だと気づきます。すぐに成果を求めるダイエットと英語を同じだと話していたのも納得!すぐには効果は出ないけど長くやればやるほどハマり抜け出せなくなる言語。黒田先生のように私も言語にハマった1人です。2013/06/25

yu

5
黒田先生のエッセイが大好き。 文章が押し付けがましくないし、言語を学ぶって楽しいんだと思わせられる。 ロシア語、スラブ語系は馴染みがないけど学びたくなる。 いつかウクライナやロシアに行ってみたい。2020/06/23

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